ジェームズ・キャメロン監督がSF映画「アバター」の続編4本を計画中であることを明かす

2009年に公開され、世界興行収入歴代1位の27億8800万ドル(当時のレートで約2518億円)を記録したのがジェームズ・キャメロン監督の「アバター」です。「観るのではない。そこにいるのだ。」というキャッチコピーのもと世界中で高評価を得た同作品の続編が、なんと4本も企画されていることが明らかになりました。

James Cameron confirms he is making four Avatar sequels | The Verge
http://www.theverge.com/2016/4/14/11427240/avatar-four-more-sequels-james-cameron-cinemacon

James Cameron tells CinemaCon crowd: four Avatar sequels planned, not three | Film | The Guardian
http://www.theguardian.com/film/2016/apr/14/james-cameron-four-avatar-sequels-planned-cinema-con-san-diego

James Cameron Now Plans Four ‘Avatar’ Sequels - Speakeasy - WSJ
http://blogs.wsj.com/speakeasy/2016/04/14/james-cameron-now-plans-four-avatar-sequels/

CinemaCon: James Cameron announces four 'Avatar' sequels - CNN.com
http://edition.cnn.com/2016/04/14/entertainment/four-avatar-sequels-thr-feat/index.html

2010年にはジェームズ・キャメロン監督の次回作として続編「アバター2」「アバター3」の製作が決定していましたが、計画はなかなか実現には至っていませんでした。しかし、ジェームズ・キャメロン監督本人が2016年4月14日に開催されたCinemaConの中でこのことに言及しました。ジェームズ・キャメロン監督は「我々は本当に大規模な映画製作に乗り出すことを決めた」と語り、アバターの続編を少なくとも4つ計画中であることを明かしました。もちろん続編も3D映画になります。

アバターの公式Twitterアカウントも「みんなが待ち望んでいたアバターに関する4つのニュースがきたよ！」とツイートしています。

ジェームズ・キャメロン監督はアバター関連で多くの仕事を抱えており、ディズニーランドにアバターのテーマパークが作成されることが決定しており、さらにはダークホース・コミックと10年間のライセンス契約を結び、コミック版のアバターを出版することも発表しています。しかし、続編映画はそのどれよりも大規模なものとなる模様。また、4作の続編はまとめてひとつの大きな英雄伝として見ることもできますが、単体で見ても素晴らしいものになるとのこと。

By Broddi Sigurðarson

CinemaConの中でジェームズ・キャメロン監督は「私はここ2、3年の間、4つの最高の映画脚本家チームと仕事を続けてきました。これは、キャラクターやクリーチャー、建物や世界観を練り込み、より優れたアバターの世界を設計するためです」「これまでの所、続編の美術設定はどれも純粋な想像の産物で、現在のところ最初のアバターをはるかに超えるものができている」と、アバターの続編について語っています。気になる続編の公開時期については、2018年のホリデーシーズンに1作品、続いて2020年、2022年、2023年に1作品ずつ公開される予定です。

ジェームズ・キャメロン監督といえば「ターミネーター」および「ターミネーター2」の監督としても有名ですが、ターミネーターシリーズのフランチャイズ権が2019年にジェームズ・キャメロン監督のもとに戻ってくるということで「同監督と映画プロデューサーのゲイル・アン・ハード氏がシリーズの再編を行う」という報道もあります。