レビュー

太陽光が動力のエアクラフトで密集した障害物を高速でよけるスリル満点のゲーム「RACE THE SUN」をプレイしてみました


PlayStation 4にはたくさんのインディーズゲームがリリースされているのですが、その中でも超絶シンプルで、かつ中毒性が高いゲームが「RACE THE SUN」です。太陽光を動力として障害物をよけながら高速で飛びまくるというゲーム設定も気になったので、実際にプレイしてみました。

Race The Sun | Flippfly
http://flippfly.com/racethesun/

RACE THE SUN(PS4) | PlayStation Store 日本

RACE THE SUNがどのようなゲームかは以下のムービーを見ればよくわかります。

太陽光を動力とするエアクラフトで密集した障害物を高速でよけまくるゲーム「RACE THE SUN」をプレイしてみました - YouTube


RACE THE SUNの操作方法は十字キーの左右で移動、「×」ボタンでアイテム使用、の2つだけでものすごくシンプルです。


ゲームが始まると、鳥型のエアクラフトがシュピーンと飛んでいきます。


そのままステージへ突っ込んでいきます。ストーリーやチュートリアルは一切なし。


飛行しながら青い四角錐を集めると……


左上のスコアにポイントが加算されていきます。


エアクラフトは結構なスピードで飛行し、障害物をギリギリで交わすのがスリル満点。スリルを求めて、あえて狭い場所を飛行するのもアリ。狭い場所を高速で飛び抜けると「ヒャッホーウ!」と叫びたくなります。


ただし、一度でも障害物に当たってしまうとゲームオーバー。ゲームオーバーになると最初からやり直しなので、スタートしたら画面から目を離せません。シビアですが、ステージを進めば進むほど緊張感が増していき、気がついたらコントローラーを握る手が汗びっしょりということもあります。


死んでしまっても「RETRY」を押せばすぐにゲームがスタート。すぐにゲームを始められるため、やめるタイミングがなかなか見つからず中毒性もあり。最初は死にまくるため、「もう1回!」とプレイしているうちに上達しています。


画面の中央上部に太陽がありますが、操作するエアクラフトは太陽光で動いているので……


太陽が沈んでもゲームオーバー。太陽が地平線に隠れ始めると、「早く早く!」と焦りまくります。


「太陽が沈むとゲームオーバーなのであれば、ゲームはすぐ終わってしまうのでは?」と思いそうですが、そこで有効なのが画面に映っている黄色のアイテムです。


黄色のアイテムを取ると、ビューンと加速。つまり、加速して地平線に近づくことにより、沈みかけていた太陽がちょっとだけ上昇して、プレイ時間を延長できるというわけ。ステージのあちこちに落ちているこのアイテムをいかに集めながら飛んでいくというのが重要になります。


また、プレイヤーをサポートするアイテムは他にもあり、緑のアイテムを取り……


「×」を押すと大ジャンプ。ジャンプというか、空高く浮遊する感じです。障害物に当たる寸前で使うと便利ですが、1回使うとなくなってしまいます。プレイし始めたときはジャンプをいつ使うかが重要で、後に取っておくと使う前に障害物に当たったり、すぐに使うと必要なときになかったり、なかなかバランスがうまくとれています。


また、ジャンプ中はゆっくりとリラックス……というわけにもいきません。ジャンプ中は自分が着地するポイントを見極め、次にどのような障害物が待っているかを空から確認する大チャンスです。


細い隙間を高速ですり抜けるスリルは満点。プレイになれてくると、手前にある障害物だけではなく奥にある障害物をも目で捉えながらプレイ。視野の広さも結構重要です。


画面の紫のアイテムは超絶お助けアイテム。


目の前の障害物をよけきれず当たってしまった場合でも……


1回だけ生き返られるという神のアイテムです。


ぶつかった場所の上空に紫色の渦が出てきて……


その中からバシューンと飛び出していきます。


飛行している距離はそのままスコアになり、いわばスコアアタックを重視したゲームになっています。「ジャンプを20回飛ぶ」「一定の距離を飛行する」などのタスクがあって、このタスクをクリアするとレベルが上がります。


ステージは進めば進むほど障害物の数が多くなり、どんどん仕掛けが複雑になります。


新しい場所にたどり着くと、初見殺しとまでいかないものの突然障害物の難度が上がることがあり、一瞬でも油断するとボカーンと死んでしまいます。


また、エアクラフトは太陽光で動作するので、障害物の影もよけて進まなければいけません。太陽が上にいるときは影が短いですが、沈んでくるとそこら中影まみれになって大パニック。


死んで……


死んで……


死にまくりながらできる限り遠くまで飛び続けるのが「RACE THE SUN」の醍醐味です。


なお、死にまくってコースを覚えても、24時間経過するとコースが再構築されるので、飽きがこず長く遊べそうです。


レベルを上げると、ジャンプアイテムを2個ストックできたり、距離が離れていてもアイテムをピックアップできたりするアタッチメントがアンロックされます。ただし、装備できるアタッチメントは1つだけ。


がんばってプレイしたのですが、最長で5分くらいしか飛行できず……。うまい人はどれくらい飛び続けられるのか気になったので調べると、何と45分も飛び続けていた猛者がいました。そのスキルもすごいのですが、45分間飛び続けられた集中力がすごすぎ。

Race the Sun - Record 268'765'757 - YouTube


プレイしまくってレベルを上げていると「Apocalypse」という高難度モードがアンロックされました。


「Apocalypse」をプレイしている様子は以下のムービーから確認可能です。

太陽光を動力とするエアクラフトで障害物を高速でよけまくるゲーム「RACE THE SUN」の高難度「Apocalypse」モードをプレイしてみました - YouTube


「Apocalypse」は最初から夕方で、太陽がすでに低い位置にいます。


最初から通常のモードとは比べものにならないくらいハード。


至る所で爆発が起こっていて、爆発に巻き込まれると画面が真っ白になってしまい、即死は確実です。


Apocalypseでは最高で約30秒間しか飛行できなかったのですが、これまた調べたところ7分間も飛行しているプレイヤーを発見。いつかはこれくらいのレベルになるんだと心に決めたのです。

Race The Sun - Apocalypse - level 8 - 4776853 points - YouTube


なお、「RACE THE SUN」はPCiOS向けにもリリースされているので、PlayStation 4を持っていなくてもプレイできます。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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