「新型Google Glass」はディスプレイのないヘッドマウンド型デバイスか?
By Ted Eytan
長らく開発状況が注目されているスマートデバイス「Google Glass」は、新たに「Project Aura」として開発が再スタートしたことが報じられていましたが、テクノロジー系のスクープを報道することで知られるニュースメディア・The Informationは、同プロジェクトでは3種類のスマートデバイスを開発中で、その内の1つは「ディスプレイに頼らないスポーツ向けのヘッドマウンドデバイス」であると報じています。
Google Glass Successor Dumps Some Glass — The Information
https://www.theinformation.com/google-glass-successor-dumps-some-glass
One Google Glass follow-up reportedly ditches the screen
http://www.engadget.com/2015/11/16/google-project-aura-audio-model/
「Project Aura」で開発中とされる3種類のヘッドマウントデバイスは、2種類のディスプレイ搭載端末のほか、ディスプレイ非搭載で骨伝導を採用したオーディオに特化した端末モデルがあるとのこと。ディスプレイ搭載端末は企業向けモデルとして開発されており、最終的に1台に統合される可能性もあります。ディスプレイのない骨伝導端末はスポーツ特化型モデルになると見られています。
Googleは販売中止に伴って解雇されたAmazonのFire Phone開発チームからProject Auraの開発メンバーを雇用したと言われていますが、The Informationが開発チームから得た情報によると、さらにAmazon.comからオーディオの専門家を引き抜いており、新型ヘッドマウントデバイスは2016年内のリリースに向けて目下開発が続けられているとのことです。
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