世界最高のサッカー選手C・ロナウドのドキュメンタリー映画をライバルのメッシが見たらどんな反応をするのか?
「世界最高のサッカー選手」の呼び声が高いクリスティアーノ・ロナウド(C・ロナウド)のドキュメンタリー映画「Ronaldo」が2015年10月に公開予定です。そんなC・ロナウドと世界最高の選手の座を争い、幾度となく比較対象に挙げられてきたリオネル・メッシに「Ronaldo」の予告編を見てもらう、という企画が行われました。
まず、ドキュメンタリー映画「Ronaldo」の予告編は以下から。
Ronaldo film Trailer - YouTube
真っ暗なスタジアムに響く歓声。
多くの人に囲まれる後ろ姿。
そして光の中に向かっていく背番号9番の後ろ姿……というところから予告編はスタート。
サッカーに明るくない人でも聞いたことがある「クリスティアーノ・ロナウド」という名前。
「子どもの頃から誰よりもサッカーがうまかった」という第三者の声。
C・ロナウドの食事シーンになり、「世界でもっとも優れたプレイヤーは誰だ?俺か?」
爆笑しつつ「1月まではね」とごきげん。
「勝利は俺にとって何よりも重要だ」とC・ロナウド。
しかし、光に照らされた輝かしいC・ロナウドには、知られざる面も存在します。
ロナウドが12歳の時にリスボンに送り出したというロナウドの母。C・ロナウドは12歳の時に故郷のマデイラ島からポルトガルの名門サッカークラブであるスポルティング・リスボンへの入団を機にリスボンへ移住しています。
「息子を見捨てたような気分だった」
当時を振り返りつつ、「兄弟たちは泣いていたよ」とC・ロナウドは語ります。
「でもみんな、これが僕の望んだ人生のチャンスだと分かっていた」
C・ロナウドには息子がいますが、自身は父親に会ったことがないとのこと。
「最も大切なものは友だち、そして家族だ」と語ります。
ケガを負っても、「ここにいる必要がある。チームが自分を必要としている」とC・ロナウド。
C・ロナウド以外の誰かによる「彼は『負け』の意味を知らない」という声が響きます。
「ハロー、パパ」と子どもと電話中の様子。
「いつになったら帰ってこれるの?」
「彼に不可能はない」とC・ロナウドについて語る誰か。
「俺がここにいるのは、たくさんの物を犠牲にしてきたからだ」
「俺を愛する人がいれば、憎む人もいる」
「全力を尽くすために生まれてきた」
「こうやって生きてきたんだ」
ということで、上記の映画予告編をリオネル・メッシに見てもらい、どんな反応が返ってくるかを撮影したのが以下のムービーです。
EXCLUSIVE: Lionel Messi reacts to the Cristiano Ronaldo movie trailer! - YouTube
スタジアムに入っていくC・ロナウドを見ながら、ほほ笑みを浮かべるメッシ。
「彼は誰よりもサッカーがうまかった」という子ども時代の様子や試合中の様子を見て「ここまでは、ちょっとコテコテって感じだね」
「世界でもっとも優れたプレイヤーは誰だ?俺か?」と話すC・ロナウドに……
「それは違うよ!」とでも言いたげな表情。
「1月まではね」とごきげんなC・ロナウドを見て……
「その通り、1月まではね。この1年で君は何に勝利した?」
これまでのC・ロナウドの半生を振り返る場面に突入。
「12歳で息子を手放した」と語る母親の姿を見て、13歳でアルゼンチンを離れスペインのFCバルセロナに入ったメッシは「なんてことだ……」と呟き、父親の不在や家族の離別について、「つまらない感傷だって言う人もいるけど……」と自分の姿を重ねます。
家族の場面は神妙な表情。
ケガをものともしない姿には少し不敵な笑みを浮かべます。
C・ロナウドについて「彼に不可能はない」と語る人に対しては「『不可能はない』って言った?彼は紙を9回折ってみるべきだね」とコメント。
「全力を尽くすために生まれてきた」というC・ロナウドの語りには……
「でも君はまだ『最高』じゃないだろ?ロナウド」というメッシの言葉でムービーは終了。
……となっているのですが、実はこれはThe Football Republicによるジョークムービー。ドキュメンタリー映画「Ronaldo」とメッシのインタビュー「Messi watches Brazil 2014」を組み合わせた映像になったのでした。
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