FacebookがTwitterっぽく速報ニュースを通知するアプリをテスト中
by Eduardo Woo
みんなが注目している人気記事がすぐわかるTwitterの新機能「ニュース」が2015年7月1日からTwitter公式アプリ上で提供中ですが、これに対抗するかのように「Facebookがニュース専用の新しいアプリを開発中である」と報じられています。
Facebook mobile notification breaking news app - Business Insider
http://www.businessinsider.com/facebook-mobile-notification-breaking-news-app-2015-8
Facebook is making an app that will send breaking news alerts to your phone | The Verge
http://www.theverge.com/2015/8/11/9132649/facebook-breaking-news-app
Facebookはビジネス向けのFacebook for businessの一環として、ニュース専用の単体アプリを開発中で、数社のニュース媒体と共同でテスト運用を行っているとのこと。
ニュース専用の新しいアプリでは、興味のあるニュース配信元をフォローすると、新着ニュースが配信された際に通知を受け取ることが可能とのこと。特定のジャンルのニュースを「ステーション」から選択することもできるようです。アプリのリリース時には2~3社程度のニュース媒体との提携を予定しているとのこと。
また、ニュース配信元は新着ニュースの配信時にモバイル向けの通知をカスタム作成可能で、フォロワーは掲載元とはひと味違った通知を確認することができます。通知の文章は上限100文字で、別途URLを添えることが可能。1回の通知で配信できるニュースは1個までとなっています。
以下のスクリーンショットは媒体側が通知を作成する際のサンプル画面で、通知にはステーション(ニュースのジャンル)、サブステーション(サブジャンル)、通知文、URLが含まれています。
2015年6月には、「FacebookがThe New York Timesやthe Atlanticなどのニュースサイトと共同で、1日に数十本の記事をFacebookのニュースフィードに配信予定」と発表していました。今回報じられた新しいアプリについて、Facebookはコメントを控えています。
一方のTwitterは、スポーツや映画などのイベントに関する写真や動画などの情報をまとめる「Project Lightning」を進行中で、2015年後半にリリース予定としています。
なお、アメリカ国内ではTwitterとFacebookがニュースの情報源として成長中であり、2015年3月に行われた調査によれば、2013年に比べるとSNSを通じてニュースを入手している人々の割合はTwitterとFacebookともに増加傾向にあることが分かります。
また、18歳以上のユーザーが占める割合は、Twitterの17%に比べてFacebookの方が66%と高く、18歳以上のユーザーのうちSNS上でニュースを入手している人々の割合もFacebookの方が高くなっています。
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