巨大な水風船の中に人が入って風船が割れる瞬間をスローモーション撮影したムービー

巨大な水風船の中に男性が入り、風船がぱんぱんになるまで水を流し込んで、水圧で風船が割れる瞬間をスローモーション撮影したムービーが公開されています。ムービーを作ったのはスイカに輪ゴムをかけまくって大爆発させるムービーや、落下した水が跳ね回る様子をスローモーションで撮影してYouTube上で公開しているThe Slow Mo Guysです。

6ft Man in 6ft Giant Water Balloon - 4K - The Slow Mo Guys - YouTube


人間入り水風船の実験に挑むのは、「The Slow Mo Guys」のDanielさんとGavinさんの2人。

Danielさんの脇腹のあたりからホースが差し込まれていて、風船の中にどんどん水が流し込まれていくようになっています。風船は直径6フィート(約180cm)まで膨らむ超巨大なもので、Danielさんの身長もちょうど6フィートとのこと。

実験は、まずDanielさんがゴム製の風船に片足を突っ込むところからスタート。

地面に座り込んで、両足を風船に入れていきます。風船の口はかなり小さく、Danielさんは足が締めつけられて痛そうな様子。

風船にホースを差し込んで、Danielさんが立ち上がりました。まるで巨大なゴム長靴を両足で履いているような見た目です。

ホースからは風船の中へ水がどんどん流れ込んでいきます。日差しが暑かったのか、風船から足を片方ずつ抜いてズボンを脱ぐDanielさん。

足を一度風船から抜いて、Tシャツも脱いでパンツ一丁になってしまいました。その間も風船はどんどん膨らんでいきます。

改めて両足を風船に突っ込むDanielさん。

しかし、途中でバランスを崩してしまい、Gavinさんに助けてもらいながら身体を風船の中にねじ込んでいきます。

腰をひねりながら下半身を風船にすっぽりと収めたDanielさん。風船の口にお腹を締めつけられて、苦しそうな表情を浮かべています。

両手で風船をぽんぽんたたきながら、「俺の下半身がぽよんぽよんになっちまったぜ！」とでも言いたげに大爆笑するDanielさん。

風船が膨らんできたら、身体全体を風船の中に入れていきます。Gavinさんが風船のフチをひっぱりながらDanielさんの右肩を風船の中に収めて……

左肩も同じように風船の中にすっぽり。

首から下が風船人間になったDanielさん。

Gavinさんは、庭の植物に被害が及ばないようにブルーシートをせっせと広げていきます。

風船の中の水量がだんだん増えてきて、スライムっぽい見た目になってきました。

足を伸ばすとお餅っぽい感じ。

Gavinさんに「ナメクジみたいだ！」と言われて、Danielさんは頭をだらり。

顔がかゆくても自力でかくことができないので、Gavinさんが代わりにこめかみをポリポリ。

きょろきょろと周りを見渡したり……

顔を風船の中にうずめたりしながら、風船が膨らむのを待ちます。

「ガハハ！」と爆笑していると……

突然、風船が「パーン！」と音を立てて大爆発。

一瞬の出来事に、あぜんとするDanielさん。

そして爆笑しながらホースを抜き取ります。

「見ろよ！せっかくのブルーシートが無駄になっちゃったぜ！ガハハ！」

そして撮影したスローモーションムービーを見ながら、またも爆笑する2人。

水風船が爆発する瞬間は、ハイスピードカメラの「Phantom FLEX」を使って、1000fps/4K画質で撮影されました。まずDanielさんの背中のあたりがポンッと爆発して……

風船の左から右にかけて亀裂が走ります。

風船が上下真っ二つに割れて、中の水が飛び出します。

バシャー

風船の中から水が飛び出し、クラゲのような形で周りに広がっていきます。

水はブルーシートのフチに跳ね返って、さらにバシャーと水しぶきをあげています。

ビックリ顔のDanielさんにズームイン。

Gavinさんは「このスローモーションムービーは、4K画質で撮影された、最もすばらしいムービーのうちのひとつとして名を残すに違いない」と満足げ。夏の暑い時期に見るとなんだかサッパリできそうなムービーとなっていました。

なお、4K撮影技術の登場以前に、The Slow Mo Guysの2人が巨大水風船に飛び乗って風船の割れる瞬間をスローモーションで捉えたオリジナル映像があり、以下から見ることができます。

Giant 6ft Water Balloon - The Slow Mo Guys - YouTube