レビュー

敵の侵略を基地から補給線を構築して武装を稼働させて防ぐ戦略ゲーム「Creeper World 3: Arc Eternal」


自軍の基地にエネルギーを供給しつつ、前線には防衛線を張り巡らせてクリーパーと呼ばれる敵の侵攻を食い止め、反撃に転じて1つずつ惑星を制圧していくストラテジーゲームが「Creeper World 3: Arc Eternal」です。Steamで1480円で販売されているのですが、遊びごたえ満点で、価格分以上はやり込めるはずです。

Steam:Creeper World 3: Arc Eternal
http://store.steampowered.com/app/280220/

◆Steamでゲームを購入
まずはゲームの購入から。Steamで「Creeper World 3:Arc Eternal」のページを開き、「カートに入れる」をクリック。


「自分用に購入」をクリック


チェックボックスにチェックを入れて「購入」をクリック


これで購入が完了。今回はすぐにプレイするつもりなので「ゲームをインストールする」をクリック。


「次へ」をクリック


「次へ」をクリック。スタートメニューへの登録やショートカットが必要なら、ここでおのおのチェックを入れて下さい。


「完了」をクリック


これでインストールも完了。ショートカットを作成していた場合、こんなアイコンがデスクトップに出てきます。


スタートメニューもショートカットも作らなかった場合、Steamのライブラリを見に行くとこのようにインストールしたゲームのリストが表示されるので、「プレイする」をクリックすればOK。


◆ゲーム導入部
タイトル画面には多くのロックアイコンが表示されています。アンロックしたければストーリーモードを攻略しなければなりません。まずは「Arc Eternal」と書かれている部分をクリックして、ストーリーモードを進めます。


ここからイントロダクションが始まります。残念ながらテキストは英語のみですが、いかにもSFという設定なので、読んでいればなんとなくわかるはず。要するに、宇宙に進出した人類が「クリーパー」と呼ばれる敵に遭遇。一進一退の攻防を繰り広げるも倒すことはできず、やがて人類の巨大帝国は衰退。


そんなときに、長い航海の眠りから主人公が目覚めた……というところです。「Awaken」をクリック。


Liaという、宇宙船のコンピューターに起こされた主人公。Inceptusという星域にいるらしいのですが、ここにまでクリーパーの手が及びつつあるので、それを排除しつつ進んでいくことになります。「Next」をクリックするとダイアログを読み進めることができ、左の「Skip All」をクリックすると一連の会話を飛ばせます。ここもすべて会話は英語ですが、なんとなく雰囲気を掴んでおいた方が楽しめます。


現状はこんな感じで、「Carcere」「Tempus」という2つの星が見えていますが、Carcereは防壁で覆われているので、まずはTempusを攻略して鍵を手に入れる必要があります。


Tempusをクリックして「Start!」をクリックすればゲーム開始です。


◆Inceptus最初の星「Tempus」
まずはマップの全貌を見つつ、Liaとの会話が進められます。「Next」をクリックして会話の内容をチェック、なんとなく何をせよといっているのかはわかります。見落としても、序盤はチュートリアルのように必要な事項が画面に表示されます。


画面右上にある青い四角はクリーパー・エミッター(Emitter)。ここからクリーパーがどんどん沸いてくるので、なんとかして破壊するのが各マップの共通目的です。


画面下に案内の出ている通り、まずはコマンドノード(Command Node)を地表に降ろします。画面下部のアイコンをクリックし、マップ左上の灰色の区画(赤い枠で囲ったあたり)に設置すればOK。設置できる場合、マップ上に持っていったユニットの周囲が緑色で表示されます。逆に、設置不可能な場合は赤色で表示されます。


ゲームを進めるときは、画面右上に「Paused」が出ているかどうかを要チェック。時間は自由に止めることができ、止めている間にプレイヤーはユニット配置や移動の指示を出すことができるのですが、実際に配置や移動が行われるのはポーズを解除してから。ただし、ポーズを解除するとエミッターからクリーパーがどくどくと沸き続けるので、ぼーっとポーズを解除して画面を眺めている状態というのはあまりよくありません。


先に説明しておくと、マップ上でカーソルを合わせた位置の高さとクリーパーの量(深さ)が右下のグラフに表示されています。このエミッターの位置は高さが1と最も低いのですが、どんどんクリーパーが沸いていて、その高さはすでに12.50に達しています。


一方、高さ3のところを見てみるとクリーパーの高さは0.95。クリーパーは水のように低いところをまず埋め尽くしてだんだんと高いところに上ってくるので、あとちょっとクリーパーが増えると高さ4のところにもクリーパーが進出してくるというわけ。ただし、表面張力が強いのか粘り気があるのか、低いところを見つけたからといって一気に流れ込んでくるわけではないので、クリーパーの侵攻速度をチェックしつつ戦線を展開していくことになります。


コマンドノードを設置すると、次はノードと繋がるように「コレクター(Collector)」を設置しろという指示が出ます。コレクターは、周囲の地面からエネルギーを吸収してノードに届ける役目を果たす、最重要ユニット。画面下部のメニューで「Structure」→「Collector」の順に選択し、大きな赤枠で囲ったあたりのノード周辺に設置してください。ただし、1つのコレクターがエネルギーを吸収している部分の地面は色が変わるので、あまりコレクター同士を接近させると効率が悪くなります。


ノードは自力でもわずかにエネルギーを生み出すので、最初のうちはその力でコレクターを作りますが、コレクターからエネルギーが供給されると生産効率がアップします。画面中央上方にあるゲージがエネルギー供給効率を示す図で、緑色のバーが出ているということは現在ユニットを作るために必要なエネルギーよりも、コレクターから供給されているエネルギーの方が多いということ。需要と供給が逆転すると赤いバーが左側に表示されるので、新しいユニット設置をしばらく行わないようにするか、コレクターを設置してエネルギー供給量を増やすかする必要があります。


続いての指示は「クリーパーを倒すため、パルスキャノンを3基設置せよ」というもの。下部メニューで「Weapon」→「Cannon」の順に選択し、クリーパーを攻撃できるような位置(赤枠のあたり)に設置します。その際、ユニットを作るためのエネルギーパケット(コマンドノードから出ている白い粒)がユニットに届かないと作成ができないので、コレクターでノードから当該ユニットまでを接続しておきます。ちなみに、「Weapon」ユニットの場合、完成した後に赤い粒(Ammo:弾薬)が補給されてはじめて攻撃が可能になります。


続いて「エミッターを破壊するため、ナリファイア(Nullifier)をエミッターの近くに設置せよ」。どれだけ大量にパルスキャノンを設置しても、沸いてくるクリーパーは倒せてもエミッターが破壊できないのでマップをクリアできません。そこで必要なのが、エミッター自体を破壊するナリファイア。設置しようとしたときに緑色の枠が表示される部分ならエミッターを破壊可能。ユニット選択時に白く効果範囲が表示されますが、これで見ると相当エミッターの近くに設置する必要があることが分かります。


まだまだ前線まで遠いので、一気にコレクターを設置してナリファイアまでつなげました。


こうなるとパルスキャノンが後方に置いていかれてしまうので、前線へ再配置します。パルスキャノンなど「Weapon」に属するユニットは移動させることが可能、一度ユニットをクリックして選択状態にしたのち、移動先をクリックすればOK。移動先が赤色表示の場合、なんらかの障害物があるので設置は不可能です。


なお、ユニットは一瞬で再配置されるのではなく、空中を移動していくため、その間は攻撃が不可能な点には注意。


やがて、ナリファイアの準備が完了して、エミッターに向けて強力な攻撃が発射されました。


エミッターを破壊完了。


あとはエミッターの隣にあるポッドにパケットを供給するだけ。


最寄りのコレクターが完成して供給ラインが接続されると、ポッドが射出され、シールドキーが手に入りました。


これでマップクリア。「Claim Victory!」を押せば終了です。


スコアを投稿しない場合は「Continue Without Submitting」をクリック。


Carcereを覆っていたシールドが外れています。


ということで、次はCarcereへ。


◆Inceptus第2の星「Carcere」
まだまだチュートリアルのような感じで進んでいきます。


これ以降、マップ上に緑色の枠で覆われたアイテムが落ちています。コレクターを接続すると回収されて、新たなユニットが使えるようになります。


このマップで解禁されるのは「リレー(Relay)」。コレクターとは違ってエネルギー供給能力はありませんが、パケット転送速度が高速で、しかも遠くまで届けられるので、コレクターよりも少ない数で遠くまで素早くパケットを送ることができます。


マップ中央あたりにある高い岩場にリレーを設置して、マップ右側まで接続してみました。コレクターだと、低い地平にも設置しなければ届かない距離です。


素早くパケットを送り込んでナリファイアを起動させ、エミッターを破壊。


さらに、右下のインヒビター(Inhibitor)も同様にナリファイアで破壊。基本的にはコレクターだけでゴリゴリ押していくことが可能ですが、いかにリレーを使って効率的に戦線を押し上げていくかもプレイのポイントになってきます。


これで、最初に見えていた2つの星はクリア完了。真ん中にある星をクリックすると領域地図へと移動します。


今プレイヤーたちがいたのは左端で、ここから進んでいかなければならないというわけです。長い旅になりそう……。


◆Abitus、そしてさらに先へ……
続いて、Abitusという3つの星がある星域にやってきました。ここも、2つの星はシールドで守れているので、まずはTelosという星から攻略します。


「リアクター(Reactor)」はコレクターと同じくエネルギー供給源ですが、地面からの吸い上げは行わないので、密集して建てることができます。


ということで、リアクターパワーでぐりぐりと戦線を押し上げていきます。


1つめのエミッターを破壊。実はエミッターを破壊した跡にはエネルギーホールができています。たとえば、パルスキャノンの効果範囲は通常だとこれぐらいですが……


エネルギーホールに設置すると射程が伸び、さらに射撃速度も上がります。コレクターやリレーだとパケットを伝える距離が伸びるので、まだクリーパーが周囲にたくさんいるときには武器を設置、敵を排除したらコレクターなどに変更すると効果的。


さらに進んでいくと「モルタル(Mortar)」が解禁されました。


パルスキャノンが短射程・低攻撃力ながらも手数で押すタイプなのに対して、モルタルは射撃速度は遅いながらも長射程・高攻撃力が特徴。クリーパーを目の前で食い止めるならパルスキャノンの方が効果的ですが、一気にクリーパーを減らしたいならモルタルが必要です。


マップが進むとエミッターの数が複数になり、複数の戦線を維持する必要が出てくるので、ついつい1つのポイントに集中してしまいがちな人は要注意。


さらに進むと、青い粒が埋まったような地形があります。ここには鉱石(Ore)が埋まっていて、鉱山(Ore Mine)を設置すると掘り出すことができます。画像内、右側は鉱山を設置済み。


鉱石はスプレイヤー(Sprayer)という武器の弾薬として利用します。マップ上でははさみのような形をしたスプレイヤーは、鉱石を使って「アンチクリーパー」を発射。この攻撃を受けた一定範囲のクリーパーは、まるで蒸発するかのように煙を上げて下がっていきます。面攻撃で戦線を押し上げるならスプレイヤーが便利。ただし、弾薬は鉱石である必要があるので、鉱山を設置できないマップでは使えません。


このあと、クリーパーが隕石を放ってきたり、その隕石を撃墜するためのビーム兵器があったり、戦闘機・爆撃機で空からエミッター周辺を直接攻撃できるようになったりと、どんどんユニットが増えていきます。それに合わせてマップも複雑になっていくので、いったいいつになったら宇宙に平和が訪れるのか、見当もつきません。

なお、「Steamで買うのはまだちょっと考えたい……とりあえず遊んでみたい」という人向けには、Unity製のブラウザゲーム版「Creeper World 3: Abraxis」があります。

Play Creeper World 3: Abraxis, a free online game on Kongregate
http://www.kongregate.com/games/whiteboardwar/creeper-world-3-abraxis

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
射程や攻撃力の違う塔を作って敵を撃破するゲーム「Flash Circle TD」 - GIGAZINE

大砲・炎・爆弾など何でもありの攻城兵器を自分で作って破壊しまくるゲーム「Besiege」をプレイしてみた - GIGAZINE

タワーを積み上げて町を作っていくゲーム「TOWER BLOXX」 - GIGAZINE

レゴブロックで世界を創造するマインクラフト系ゲーム「LEGO Worlds」が登場 - GIGAZINE

in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.