試食

レトルトカレー全国1位になった「氷見牛カレー」を氷見市に行って食べてきた


富山地方鉄道富山市内軌道線富山ライトレール富山港線に乗るために富山まで足を運んだついでにホタルイカか何かを食べて帰ろうと考えていろいろと調べたところ、富山県氷見市の「氷見牛カレー」が全国47都道府県のレトルトカレーで第1位に選ばれたことがあることがわかりました。その氷見市では氷見の食材を使った「氷見カレー」があるということなので、氷見市まで足を伸ばしてきました。

氷見牛 焼肉店 牛屋
http://www.gyu-ya.com/

「第1位」に選ばれたのは柿里というお店の氷見牛カレー。2008年5月16日放送の「ランキンの楽園」で、ギャル曽根さんによって大絶賛されたとのこと。

氷見市観光ポータルサイト「きときとひみどっとこむ」によると、氷見カレーは氷見産煮干しを使用することを条件として作られたオリジナルカレーで、2008年10月から市内の飲食店で提供が始まったと書かれているので、レトルトの「氷見牛カレー」より後に生まれた品のようです。提供している店舗は市内に14店舗あり、今回は牛屋 本町牛勝の「氷見牛カレー」を食べることにしました。

富山県氷見市朝日丘1-41にある牛屋 本町牛勝に到着。ここは精肉問屋がプロデュースする焼肉屋です。


場所はこのあたり、氷見駅からの距離は450m。


お店から徒歩1分のところに「氷見市農業会館前」バス停がありますが……


このバス停を通る市街地循環 右回り(氷見市民病院行き)の本数が平日で1日5本、土曜は1日1本とかなり限られています。このバス停の向かいには市街地循環 左回りが止まるバス停がありますが、本数は同じく1日5本(土曜1本)。駐車場があるので、車で来るのが確実かも。


営業時間は昼が11時30分から14時、夜が17時30分から22時30分。カレーが食べられるのは昼のみです。


お店の前にあった幟には「氷見カレー学会 氷見カレー物語」の文字が。氷見カレー学会でもレトルトの氷見カレーを販売しているようです。


中はこのように1卓ごとに区切られていて、いかにも焼肉屋という感じ。


ランチメニュー。焼肉ランチやステーキ丼もかなり気になるのですが、本来の目的通りカレーを注文。しかし、せっかくなので「氷見牛贅沢カレー」のサラダバイキングセット(1610円)にしました。


カレーが来るまでの間にサラダバイキングを取りに行きます。この日はコーヒーゼリー、温泉卵、スパサラ、野菜のサラダ、あげじゃが、もやし、鶏皮でした。


「牛屋」なのに鶏皮?と思ったら、肉屋としては牛専門というわけではないので鶏肉も扱っているのでした。


戻ってくるとすぐにカレーも到着。


カレーは色がかなり濃いめ。ごはんの上にはあげじゃがが乗っていて、サラダバイキングで取ったものとカブってしまいました。


温泉卵もセットになっているとは贅沢。


「氷見カレー」を名乗るための条件は氷見産の煮干しを使うこと。そのためか、カレーのスパイシーさを乗り越えて「うまみ」としか表現しようのない風味が押し寄せてきます。肉の味、野菜の味を活かしたカレーというのはありますが、こんな味の奥行きの出し方もありかと唸らされました。


そこに、温泉卵を投入。


さらにまろやかな味わいが加わって、「贅沢」と名乗るだけある品に。


肉も、薄切りではなくごろっとした角切りの塊が入っていて、食べ応え十分です。


さらに、あげじゃがも揚げたてホクホクで付け合わせとしてベスト。味付けが最小限の塩だけなのか、芋の持つ甘みを感じられて、このあげじゃがだけでもひたすらおかわりしてしまいそう。


鶏皮は映画鑑賞のお供かビールのあてに欲しくなる、おかわりの手が止まらなくなる味。カレーにあげじゃがと温泉卵がついてきたときは、「孤独のグルメ」のゴローちゃんばりに「参ったな……」と思いましたが、これならサラダバイキングをつけてよかったと納得できます。


サラダバイキングをつけていたので、食後のデザートはコーヒーゼリー。苦みがスルッと喉の奥に滑り込んできます。


機会があれば焼肉ランチも食べてみたいところ。


ちなみに、JR氷見線・氷見駅はこんな平屋の駅舎。


氷見線はここが終点です。


氷見線では城端線と合わせて「忍者ハットリくん」列車を運行中


今回見かけたのはカラフルな「氷見」ラッピング車両


もう1両はラッピングなしでした


どのラッピング列車が運行されているかという案内が掲示されているので、事前に予定を合わせれば忍者ハットリくん列車やあみたん娘列車に乗ることが可能。


駅前に停車していたハットリくんタクシー


怪物くんラッピングバスも走っています。これが市街地を循環するバス。


北陸新幹線・新高岡から城端線で高岡まで3分、高岡から氷見線で氷見まで29分。車だと能越自動車道が整備されていて、北陸自動車道・小矢部砺波JCTから能越自動車道・氷見ICまでが約25分、氷見ICから氷見市街地までは10分弱。「通りがかって立ち寄る」という立地ではないのですが、高岡・能登半島方面へ行くことがあれば氷見も選択肢の1つとして考えて見て下さい。

ちなみに、柿里の「氷見牛カレー」は通販等で購入可能。Amazon.co.jpだと1つ756円です。

Amazon.co.jp: 富山自慢の和牛【氷見牛カレー】: 食品・飲料・お酒 通販

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in 試食, Posted by logc_nt

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