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知っているようで意外と知らない「カロリー」とは何なのか?


ダイエットをするときに気になるのが食品に含まれる熱量の指標である「カロリー」で、これを目安に食生活を見直している人も多いものですが、実は、食品に含まれるカロリーを見るだけではまったくもって不十分なことはあまり知られていません。便利で分かりやすい反面、意外と理解されていないカロリーについて、分かりやすく解説したムービーが公開されています。

What is a calorie? - Emma Bryce - YouTube


「カロリー」という言葉をよく聞きますが、一体どいういう意味なのでしょうか?


クッキー1枚は○○カロリー


この運動では○○カロリー消費できます、などとよく言います。


しかし、「カロリーとは何か?」を正確に理解する人は少ないものです。


カロリーとは私たちの体内エネルギーを把握するための指標です。


バランスの良い状態とは消費する量と同じだけのカロリーを摂取すること。


もしも体内で消費(燃焼)できるよりも多い量のカロリーを摂取し続けると……


体内に脂肪として蓄積される結果、太ります。


反対に、摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくすると痩せます。


このように消費したり蓄えたりするエネルギー(熱量)を表す指標がカロリーというわけです。


そもそもカロリーとは熱量の単位で、主に食品のエネルギー量を表すのに用いられています。


1カロリー(cal)とは1gの水の温度を1度上げるのに必要な熱量。


例えば、ピザ一切れは272Kcal、パン一切れは78kcal、リンゴ1つは52kcalというエネルギーを持っています。


食べた食品のエネルギーは……


消化されて体内に蓄えられ、必要に応じて放出されます。


放出するエネルギーは大きく3種類あり、10%が消化に、20%が運動するエネルギーに、70%が臓器や体内組織で使われます。


最も多くの量を使うこのエネルギーは基礎代謝と呼ばれており、特別な運動をしない場合でも消費されるものです。


では1日にどれくらいのカロリーが必要でしょうか?


一般的には成人女性は2000kcal、成人男性は2500kcalが必要とされています。しかし、これは平均的な体重、運動量、筋肉量から算出された目安であり、場合によりけり。


例えばツールドフランスに出場するようなアスリートならば、1日に9000kcalの摂取が必要です。


妊娠中の女性も多くのカロリーが必要。


これに対して代謝の衰える高齢者は、より少ないカロリーで十分です。


さらに、大切なことは食品のカロリーは食品に含まれているカロリーであって、食べるとすべてのカロリーを摂取できるわけではないということ。


例えば、セロリのように食物繊維の多い食べ物は消化吸収に大きなエネルギーが必要なので、セロリを食べてゲットできる実質的なカロリーはごくわずか。


たとえセロリと同じカロリーの量のポテトチップであっても……


セロリと違って多くのカロリーをゲットしてしまうので、太りやすいということには注意が必要です。


また、食品に含まれるタンパク質やビタミンなどの「栄養素」はカロリーとは全く別物。


栄養素がほとんどないのにカロリーが高い食品ばかりを食べていると……


肥満になり得ます。


結局、重要なことは必要なカロリーは人それぞれということ。


消化する酵素の量や体内バクテリアの種類、腸の長さなどによって食物から吸収できるエネルギー量は異なるため、必要なカロリーは人それぞれというわけです。


たしかにカロリーは分かりやすく便利な指標ですが……


自分がどれだけのカロリーが必要なのかは、その人の食生活や運動する頻度や体内の消化吸収能力などさまざまな要素から決まるので、自分に見合った指標を持つことが大切です。

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