試食

豚骨醤油スープをするっと飲み干せる「横浜家系ラーメン 一刀家 赤坂本店」に行ってきた


横浜のラーメン店・吉村家から広がった「横浜家系ラーメン」は、スープが豚骨醤油ベースであることと、麺が中太麺であることが特徴で、トッピングにはネギ・メンマといったオーソドックスなもののほかに、ほうれん草や海苔が使われたりします。「横浜家系ラーメン 一刀家」では、スープも残さずに飲み干すと、次回以降にライス・麺増し・のり増し・味玉のいずれかのサービスが受けられる「完杯券」をくれるとのことだったので、たっぷりの豚骨風味を味わいに行ってきました。

東京赤坂・茅場町 横浜家系ラーメン 一刀家
http://ittouya.jp/

お店へは東京メトロの赤坂見附駅か赤坂駅から歩いて5分ほど。大きな提灯が目印です。


どんなラーメンなのかを図解したものがお店の前に。


今回は「一刀盛り豚骨醤油ラーメン(970円)」と「豚骨醤油ラーメン(700円)」を注文しました。


注文時に麺の硬さ・タレの濃さ・旨み油の量を聞かれます。今回は両方ともすべて「普通」。


席でラーメンの完成を待ちます。


豚骨醤油ラーメンは来店した人の74%が注文するメニューだとのこと。圧倒的なシェアですね……。


席にはニンニク・刻みしょうが・辛子味噌・黒コショウ・酢が用意されているので、注文時の麺の硬さ・タレの濃さ・旨み油の量の調整と合わせることで、たとえ初めて食べたときに「ちょっと好みとズレがある」と思っても、自分好みの味を見つけていくことができるわけです。


注文から数分でラーメンが到着。


この大きな肉の塊が載っているものが「一刀盛り豚骨醤油ラーメン」。ノーマルに比べて豚増し+味玉+海苔2枚+ねぎだくという違いがありますが……


「豚増し」というレベルではないグレードアップっぷりです。


厚切りな上に巨大。


味玉は1個丸ごとドーン。


スープのしっかり絡んだ中太麺を持ち上げてズルズル……。


ムチムチとした肉っ気を感じるようなこってりとしたスープなのですが、ストレート麺とともにスルスルっと胃の中に滑り込んできて、重たさを感じさせません。


味玉は黄身の中央がトロッととろけて、クリーミーなスープと交わります。


そして、どっしりとした豚の存在感。単品の「豚皿」(400円)がおつまみになるのも道理の食べ応え。思わずビールを追加注文してしまっても何らおかしくありません。


一刀盛りに比べるとかなりライトな盛りつけに見える「豚骨醤油ラーメン」。


そもそも「豚増し」の豚のレベルが高すぎるのであって、このチャーシューも一般的なチャーシューと比較すればしっかりした味のものです。


こちらは辛子味噌で味変えをしてみることに。


味変えをすると飽きが来ずに食べられますが、一方で元の味が損なわれることがあるのも事実。しかし、一刀家のラーメンはベースがかなりしっかりしているので、辛子味噌を入れて色が変わっても、元の味を残したまま味がプラスアルファされている感じ。好みの味を探る楽しみがあります。


てっきり、量が多かったりスープが濃厚で飲みきれなかったりするから「完杯券」が作られているのかと思いきや、あの濃厚なスープもするするっと胃に収まり、丼の底から「完杯」の文字が登場。


完杯券をゲット。


これで味玉・のり増し・麺増し・ライスのいずれかのサービスを受けられるようになりました。ちなみに、有効期限までは1枚で何回でも何名でもサービスを受けられるという、持っていて損はないカードです。


家系ラーメンはライスとの組み合わせが「最強」なので、完杯券を手に入れて、ラーメンを食べるたびにライスをもらうというのもアリ。


一刀家は赤坂のほか、茅場町、秋葉原にお店があります。赤坂本店・茅場町店は日曜・祝日が休みで、秋葉原店は年中無休。ちょっと小腹がすいた時から、ガッツリと満腹になりたいときまで、どんなときでもカバーしてくれるので重宝します。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
チャーシューがごはんを包み込んだ「東京ラーメン マリオン」のチャーシューにぎり - GIGAZINE

チャーシューが敷き詰められた「北大塚ラーメン」のチャーシュー麺 - GIGAZINE

創業80年以上の歴史を誇りラーメンマニア・店長に熱い支持を受ける京都の製麺所「麺屋棣鄂」に見学に行ってインタビューしてきました - GIGAZINE

人気のラーメン店10店舗が3日間限定のメニューで覇権を争う「らーめん戦国時代」でラーメン全種類食べ尽くしてきました - GIGAZINE

大阪のドカ盛り二郎系ラーメン「ラーメン荘 歴史を刻め」で全マシマシを食べてきた - GIGAZINE

エスプーマを使った真っ白いラーメンに行列ができる「ふく流らーめん 轍」に行ってきました - GIGAZINE

in 試食, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.