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ジェームズ・ボンドに映画の中で新製品を使わせるためにソニーとSamsungが数億円単位の謝礼を用意


2014年11月24日に発生したソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃を発端として、未公開作品を含む映画数本のデータが流出したり、キャスティングの内幕が明らかになったりしましたが、その流出情報の中から、映画「007」シリーズでダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドに新製品を使わせるために、ソニーとSamsungがそれぞれ大規模な予算を組んでいたことが判明しました。両社とも、ボンド役のダニエル・クレイグには500万ドル(約6億円)の謝礼を用意していたようです。


この内容は、WikiLeaksが公開している、SPEから流出した全資料を検索できる「Sony Archives」で確認可能です。

WikiLeaks - Sony Archives
https://wikileaks.org/sony/press/


Update and Suggestion Bond 24 - Sony Archives
https://wikileaks.org/sony/emails/emailid/54831

「Update and Suggestion Bond 24」と題された2014年10月2日のメールは、2015年5月~9月に発売予定の新製品「Xperia Z4」を宣伝するため、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドに映画の中で使ってもらおうと打診する内容。このメールによると宣伝は初のことではなく、過去、マスメディアで展開する認知度を高めるためのATL広告費用として1800万ドル(約21億4000万円)、ダニエル・クレイグへの謝礼として500万ドル(約6億円)、製造予算が500万ドル(約6億円)、ライセンス料に100万ドル(約1億2000万円)を支払っており、今回のケースでもほぼ同規模の予算を組んでいることがうかがえます。

I spoke to david pope re placement in Bond - Sony Archives
https://wikileaks.org/sony/emails/emailid/41666

その後、10月15日に送られたメールの中では、Samsungもダニエル・クレイグへの謝礼500万ドル(約6億円)を含む総額5000万ドル(約60億円)規模の予算を組んでいるため、ソニーも同じぐらいの規模にする必要があるという懸念が記されています。また、お金のこと以前に、ダニエル・クレイグとサム(監督のサム・メンデスだと思われる)が、映画の中には「最も良いもの」を使いたいと考えており、ソニーのスマートフォンは最良ではないと考えているという問題もある、ということも明かされています。

この話の中で出てくる「過去の事例」というのは2012年公開の「007 スカイフォール」のこと。映画の中でボンドがXperia TLを使用し、さらに「The Bond Phone」としても発売されるなど、大規模なプロモーションが行われました。

映画館のドリンクの中に防水仕様のXperiaが入っているとタダでもらえます - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20121111-xperia-soda-stunt/


メールのやりとりが本当であれば、ボンドの使うスマートフォンはXperia Z4ではなくGalaxy S6やGalaxy S6 edgeのようなSamsung製端末になるかもしれません。

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in モバイル,   ハードウェア,   映画, Posted by logc_nt

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