熱いバトルとユニークなパフォーマンス満載の「2015D1GP開幕戦inお台場」単走決勝&追走予選を速攻レポ
シリーズ創設15周年を迎えたD1 GRAND PRIXは東京・お台場で開幕戦が行われました。モータースポーツのエンターテインメントを突き詰めた、ド迫力の白熱した戦いはこんな感じでした。
D1 GRAND PRIX Official Website
http://www.d1gp.co.jp/
前日に行われた単走予選の様子は以下の記事で確認できます。
都会のど真ん中でド迫力のバトルが体感できる「2015D1GP開幕戦inお台場」の予選はこんな感じ - GIGAZINE
2015年4月18日、2015D1GP開幕戦が行われるお台場は見事な快晴。
開場まであと1時間。オフィシャルショップなどの特設ブースも最後の準備に忙しそうです。
屋台も開店準備一色。
カラフルなデモカーもスタンバイOK。
あわただしいブースを離れてピットに向かいました。
各車、決勝レースに向けて最後の調整中。ディフェンディングチャンピオンの高橋邦明選手のマークX(GRX130)。
900馬力のモンスターカーです。
RE雨宮のRX7(FD)は末永正雄選手のマシン。
手塚強選手のトレードカラーである黄色のマークII。
ショッキングピンクのど派手なクラウンは時田雅義選手のマシン。
高山健司選手はGS350。スポーツカーではなく車格のある車をD1マシンに仕立てると迫力が違います。
MonsterカラーのマークII(JZX100)は斎藤太吾選手。1トンで1000馬力、パワーウェイトレシオ1の文句なしのモンスターマシンです。
川畑真人選手はGTR(R35)。
佐久間達也選手のシルビア(S15)のトランクルームは……
こんな感じ。
S15はD1では非常に人気。田中省己選手や……
平島明選手
寺町邦彦選手
スカイラインGTRのエンジンRB26を搭載した末永直登選手
内海彰乃選手など、多くの選手が採用しています。
なお、日比野哲也選手のS15はレンタルだとのこと。
S15に負けず劣らず人気なのが180SX。これは唄和也選手のマシン。
そして紅一点の味元美智恵選手は水色の車体にピンクのホイール。
エンジンルームもおしゃれです。
モンスターマシン全盛時代にはめっきり少なくなったAE86を駆るのは田所義文選手。ゼッケンも「86」です。
田中裕司選手のスープラ(JZA80)
エアロパーツ満載。
中はこんな感じ。
海外からも強豪が参戦。これはPond Injec(ポン)選手のフェアレディZ(Z33)。
エンジンルームは金ぴか。
「のむけん」こと野村謙選手もしげしげと偵察中。
そののむけんのマシンはラブライブ仕様のスカイライン(R34)。
とても気さくな野村選手でした。
いよいよ開場時間が迫ってきました。
長蛇の列。
9時になりオープン。
チェック走行がスタート。
◆単走決勝
まずは予選を勝ち上がった選手による単走の決勝が行われます。
「D1 Original Scoring System(DOSS:ドス)」というGPSを利用した機械を用いて4つのセクタごとに角度・速度・安定性などの総合点の高さとジャッジの点数を加えた総合得点で争われます。
ウォールに激突するマシンが現れるとすぐにマーシャルが駆けつけ復旧してしまいます。
そして、大混戦の単走を制したのは平島明選手でした。
2015D1GP開幕戦お台場・単走決勝の平島明選手の走り - YouTube
ウイニングランする平島選手。
単走の上位8名が追走決勝へ進出しました。
◆追走予選
そしていよいよ追走予選のスタート。D1の醍醐味は1対1のバトルで行う「追走」のド迫力。先行車は追走車をぶっちぎればポイントを奪い、追走車は先行車をビタビタに追い詰めればポイントを奪取。前後を入れ替えて2回の走行得点の合計で勝負をつけます。追走がどのようなバトルなのかは以下のムービーを見れば一発で理解できます。
2015D1GP開幕戦お台場・追走予選・川畑真人VS末永正雄1本目 - YouTube
予選とは思えない白熱の戦いを制したのは川畑真人選手。
すばらしいバトルに対しては観客から大きな拍手がわき起こります。こうして追走予選が終了。
◆休憩タイム
追走予選が終了したところで、D1恒例のショータイム。左がのむけんのマシンで右が電気自動車「テスラ・モデルS」。
モデルSに乗るのはゲスト解説者の谷口信輝選手。のむけんと何やらお話中。
まずは谷口選手がモデルSでいきなり乗ったとは思えない豪快なドリフトを披露してくれました。
谷口信輝選手がぶっつけ本番でテスラ・モデルSをドリフトしまくり - YouTube
続いてのパフォーマンスは「フロントガラスを目隠してのドリフト」。「常に横を向けているから前なんて見えなくても大丈夫」という無茶振りにのむけんが応えます。
前が見えない目隠し状態でのドリフト走行はこんな感じ。
「のむけん」こと野村謙選手がフロントガラス半分を隠してのドリフト走行 - YouTube
のむけんによると「3番のドラム缶が怖いばい」とのこと。
なお、のむけんはフロントガラスの4分の3以上をテープで覆った状態でのドリフトにも挑戦しました。この様子はきっと「VIDEO OPTION」で明らかになる……はず。
というわけで、いよいよ追走決勝。誰がシリーズ開幕戦を制するのか、2015 D1 GRAND PRIX開幕戦追走決勝の様子は近日、掲載予定なのでお楽しみに。
・つづき
クラッシュ続出、大激戦の2015D1GP開幕戦inお台場の決勝戦はこんな感じ - GIGAZINE
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