手を汚さずに排水口のゴミをポイッと捨てられる排水口カバー「Tweak」
台所のシンクの排水口には食べ物のカスなどがたまり、ネットやカバーを使っていても掃除の際には手を汚してしまうことが多々あります。そこで、手をほとんど汚さずに排水口のゴミを処理できるようにデザインされた排水口カバーが「Tweak」です。Kickstarterで出資を募っていたアイテムが編集部に届いたので、実際に使ってみました。
Tweak strainer
http://tweakstrainer.wix.com/tweak-strainer
Tweakの仕組みは以下のムービーから確認できます。
手を汚さずに排水口にたまったゴミを捨てられる「Tweak」 - YouTube
これがTweak。大小2つのサイズがあります。
パッケージの裏面には……
「手を汚さずゴミ捨て!柔軟素材 排水口ごみ受け」と分かりやすい日本語での説明。
iPhone 6 Plusと比較するとこんな感じ。大きいサイズの「Sink Tweak」は直径110mm、小さいサイズの「Tub Tweak」は直径70mmです。
円盤の本体にたくさんの穴が空いているのは、排水口カバーによくあるデザイン。
しかし横から見てみると、ロゴの入っている部分だけがポコンと飛び出ているのが分かります。
ゴム製なので、力を入れるとグニャグニャ曲がります。
どういう仕組みなのかは以下から。カバーの上にゴミがたまった状態のTweak。
突起部分をぎゅっと握ると、ゴミが中心に集まるので、このままTweakを持ち上げればゴミをこぼさずに排水口からゴミ箱の上へとTweakを移動できるわけです。
横から見ると以下のような感じ。
今回はお皿ですが、ゴミ箱などにザラザラ……とゴミを移します。
濡れた食材などがTweakにひっついてしまっても、Tweakをポンッとひっくり返すことでゴミを勢いよく剥がすことが可能。
ということで、実際にシンクの排水口に設置してみました。
排水口にぴったりフィット。
料理をしている最中に、野菜くずなどをシンクに落としていくと……
最終的にTweakの上に野菜の皮などがこんもりとたまります。
こんな時、通常の排水口カバーならゴミをかき分けてカバーをつまんだり……
なかなかカバーがつまめず、「ええい、面倒だ!」と手で直接ゴミをつかんで捨てることも。
しかし、Tweakには突起があるので、ヒョイっと持ち上げて……
そのままゴミ箱にポイッと捨てればOKというわけです。
Tweakの上にたまった野菜くずをゴミ箱に捨てる様子は以下から確認可能です。
「Tweak」にたまった野菜くずを取る様子 - YouTube
さらに、今回はおまけとして本体用のピンも付属していました。
ピンは以下のようにバラバラにして……
Tweak本体の穴に挿していきます。
表から見るとこんな感じ。
この状態で排水口に置けば、Tweakが大幅にズレてしまうということがなくなるわけです。
ということで、できれば避けたい排水口のゴミ取りが非常に楽になるアイテムなのですが、排水口が大きすぎて使えないこともあるので注意。
場合によってはお風呂場の排水口でも使えそうでした。
また「洗面所でお湯をためることがない」という人であれば、洗面所の排水口の上に小さいサイズのTub TweakをのせてもOKです。
TweakはクラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで出資を募り、見事7万8624ドル(約940万円)を集めることに成功したアイテム。商品としての販売はまだ行われていないようですが、今後商品としてウェブサイトで販売される可能性も大いにあるので、気になる人は要チェックです。
Tweak strainer
http://tweakstrainer.wix.com/tweak-strainer
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