レビュー

銅を研磨しサファイアを埋め込んで作られたハイエンドコマ「The Executive Top with Sapphire Tip」を回してみました


回転時間が一般的なコマと比べて長く、さらにデザイン性も高いハイエンドコマが「The Executive Top with Sapphire Tip」です。その回転時間はだいたい約4分、長いと12分にもなるとのことなので、実際に手に入れて回してみました。

Tops | Games – J. L. Lawson & Co.
http://jllawsonco.com/collections/tops-games

The Executive Topは、オシャレなデザインの箱に入っています。


箱の中には、袋に入ったThe Executive Topと木製の台座が入っていました。


The Executive Topは銅で作られていて、職人が1つ1つ機械で削り、仕上げにサンドペーパーでキレイに磨きあげたコマです。


重さは65gと普段手にするスマートフォンなどに比べれば軽いのですが、銅製のためか手のひらに置くとズッシリとした重みを感じます。


横から見ると、一般的なコマとは違い中心にある心棒は底面より下に突き出ていません。


底面の中心、一般的なコマであれば心棒が出ている部分に球状に削られたサファイアが埋め込まれています。サファイアは値段が高価ですが、サファイアを埋め込んだことにより、コマの回転時間が長くなるそうです。


木の台座にはめてみると……


高級感がグッと増して、部屋に飾るインテリアとしても使えそうです。


外観をじっくり見たところで実際に回してみます。


The Executive Topを回した様子は下記ムービーから確認可能です。

「The Executive Top with Sapphire Tip」を回してみました - YouTube


回してみると、最初は斜め方向に傾きながら回転していましたが、段々と体勢を立て直し地面と水平になります。コマが水平になると、端から見ても止まっているのか、回っているのか判別がつかないくらい静かに回転します。上記のムービーでは約3分30秒間回り続けていましたが、開発者によると最高で12分間も回転し続けるそうです。


今回はクラウドファンディングのKickstarterに出品されていたThe Executive Topに出資してゲットしたのですが、その際に出資のボーナスとして指先でつまめるくらい小さいミニバージョンのThe Executive Topがついてきました。


ミニバージョンをThe Executive Topと並べて見ると、その大きさがよく分かるはず。


ミニバージョンのThe Executive Topにも、底面にサファイアが埋め込まれています。


ということでミニバージョンのThe Executive Topを回した様子は下記のムービーから確認できます。

「The Executive Top with Sapphire Tip」のミニバージョンを回してみました - YouTube


以前に出品されていた「EDC Tops」というコマをKickstarterから入手してみたところ、予想をはるかに超える出来であり、その改良版がThe Executive Topだということで、今回The Executive Topをゲットした、という経緯があります。ということで、以前に入手した「EDC Tops」と、おまけで付いてきた「Pocket Teetotum」もせっかくなので回してみたいと思います。


EDC Topsは形こそThe Executive Topと似ていますが、サイズは小さめ。


真ちゅう製のEDC Topsもズッシリしています。


The Executive Topとは違い、底面には炭化タングステンで作られた小さなボールが埋め込まれています。


実際にEDC Topsを回してみます。回し方はThe Executive Topと同じやり方でOK。


実際にEDC Topsを回した様子は下記のムービーから確認可能です。ムービーの長さは1分ですが、約2分30秒ほど回転し続けていました。慣れてくると5分から9分近く回転するとのことです。

「EDC Tops」を回してみました - YouTube


コレはEDC TopsとセットでついてきたPocket TeetotumとTiny Pocket Teetotum。それぞれ6つの面が胴体の側面についていて、アルファベットや数字が刻印されています。


Pocket TeetotumとTiny Pocket TeetotumもEDC Topsと同じく真ちゅう製。ただし、底面は丸くなっていて、特製の小さなボールは付いていません。


Pocket Teetotumを実際にまわしてみます。回し方はかなり難しく、つまんで軸がぶれないように高速で回転させる必要があります。


回すのに何度か失敗しつつ、うまく回転させることができました。Pocket Teetotumが回転している様子は下記のムービーから確認可能です。

「Pocket Teetotum」を回してみました - YouTube


「The Executive Top with Sapphire Tip」は販売が開始されていませんが、「EDC Tops」は公式サイトで1つ52ドル(約6200円)で販売中。Pocket Teetotumは40ドル(約4800円)で販売されているものの、記事執筆時点では売り切れとなっていました。コマとしては値が張るものの、回転時間が長くデザイン性も高いので、インテリアとして使うことができそうです。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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