トマト・アボカド・コーヒー豆など、食べ物を新鮮に保存できる9つの方法
By HarmonyRae
野菜や果物などの食品はなんでもかんでも冷蔵庫にいれれば良いわけではなく、それぞれに適した方法で保存することで、鮮度を保ったまま長期間保存できるようになります。そんな食品の中から「コーヒー豆」「セロリ」「アボカド」「バナナ」「パン」「ひき肉」「玉ねぎ」「トマト」「キュウリ」の9種類をピックアップし、それぞれを長持ちさせるための保存方法がムービーで説明されています。
9 Simple Ways To Keep Your Food Fresh - YouTube
コーヒー豆を長期間にわたって新鮮に保存するには?
食品用のガラス容器に移し替えるのがベター。
こうすればコーヒー豆が空気に触れなくなるため、品質の劣化が遅くなります。なお、使い終わったコーヒー豆は、捨てずに冷蔵庫や靴箱に入れると脱臭剤として再活用できます。
セロリは普通に保存すると水気でしなしなになってしまいますが……
アルミホイルにくるんで保存することで、シャキシャキ感を保つことができます。また、茎と葉は分けて、葉は冷凍保存するのが良いとのこと。
人気の食材であるアボカドですが、青いアボカドは熟すまで置いておかないとおいしくないため、気がつくと家中がアボカドまみれになってしまうことも。
そんな時は、アボカドを果肉だけの状態にしてレモン汁を絞ることで、新鮮さを保ったまま保存することができます。レモンを搾ってから冷凍保存してもOK。
バナナは放っておくとどんどん茶色くなってしまいます。ちょっと熟していた方がおいしいかもしれませんが、真っ黒になってしまうと、さすがに食べるのは気が引けてしまうもの。
そこでバナナの茎部分をラップでぐるぐる覆ってあげれば、バナナが熟れる速度が遅くなり、3日~5日も長持ちさせることができます。
パンは基本的に常温で保存しますが、ブレッドケースが家にない場合は……
買ってきた紙袋にいれたままの方が新鮮さが長持ちします。
ひき肉などの生肉を冷蔵保存する時は、ドリップが漏れると他の食品を痛めてしまうため、上の棚に置いてはいけません。
玉ねぎは冷蔵庫で保存するより、常温保存した方が長持ちします。湿度が高いと腐敗が進んでしまうため、風通しの良い冷暗所が良いそうです。新玉ねぎは水分が多いので野菜室に入れてもOKです。
トマトは真っ赤に熟している場合は冷蔵庫の野菜室に入れるべきですが、冷蔵保存すると風味が失われるため、基本的には日光の当たらない常温環境で保存する方がベター。
また、トマト・リンゴ・アボカドは成熟を促進する「エチレンガス」を発生させるため、キュウリなどの野菜や果物と同じ場所で保存すると、回りの食品が傷みやすくなってしまいます。できるだけトマトなどの野菜は他の食品と分けて保存しましょう。
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