ハードウェア

どんな素材にも貼り付いて書き直しも簡単な新世代ポストイット「Magnetic」


ちょっとしたメモ書きにポストイットはとても便利ですが、紙製なので耐久性がなく、粘着力が低下してきてはがれ落ちてしまうという難点があります。そんなポストイットに取って代わる、新世代の取り外し自在メモが「Magnetic」です。

Magnetic: Paper That Sticks to Walls by Tesla Amazing — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1552479159/Magnetic-paper-that-sticks-to-walls

Magneticがどうすごいのかは、このムービーを見れば一発で理解できます。


メモ代わりに非常に人気なのがポストイット。


マグネットボードであれば、メモ用紙をマグネットで留めておくのもアリ。


ホワイトボードに書き込んだり……


コルクボードを利用したりと、メモをとる方法はさまざまです。


しかし、ポストイットは時間が経つと……


はがれ落ちるため長い時間メモを貼り付けておくことはできません。


50年間、あまり進化してこなかった従来型メモを大きく進化させたのが「Magnetic」、と話すのはMagneticの共同開発者のダスティンさん。


Magneticを共同開発したレーンズさんは「Magneticは“最大限に最高”なプロダクトなの。紹介するわ」とやや興奮気味。


これがMagnetic。


一見、よくある薄いプラスチック製のシートのように見えます。


柔らかいのでぺらぺらとめくることも可能。


Magneticはどんな場所にもぺたりと貼り付けることができます。木目の板にMagneticを近づけるだけで、まるで磁石で吸い寄せられるかのようにペタリと貼り付きました。もちろん簡単に取り外せます。


さらに、Magneticは貼り付けた状態で簡単に位置を変えることも可能。


Magneticの表面はボールペンで書き込みができるのでメモ代わりにぴったり。


また、Magneticは両面対応。白い裏面にマーカーでお絵かきしても……


簡単に消すことができます。


マーカーを使って何度でもさくっと書き直せるというわけです。


紙のメモと違ってMagneticは貼る場所を選びません。ブロックや……


金属にもペタリと貼り付きます。


コルクボード、石、レザー、紙、布地・プラスチックと、どんな素材にも貼り付けることが可能。


Magneticはキッチン周りでも大活躍。


耐熱性があるので煮込み用の鍋にさえ貼り付けられます。


Magneticがあれば冷蔵庫にマグネットで貼り付けるメモはもはや不要。


目立つ場所にメモを貼り付けておけば忘れ物を予防でき……


「ミーティング」の案内を張り出しておくことも可能。


もちろんミーティングでも大いに活躍してくれます。


さらに自動車のフロントガラスに「すぐに移動させます」というメモを貼り付けることも可能。


レストランのキッチンでメモメモ。


オーブンに貼り付けておけば、どのテーブルのお客さんの注文した料理なのかが一目瞭然。


ガラスのショーケースで「タイムセール」の案内をすることもできます。


子どもたちの落書きも……


りっぱなアートとして展示することができ……


さらに、壁一面をキャンバスに変身させることも可能。


Magneticのキャンバスに子どもがお絵かきしまくっても……


Magneticなら簡単に消すことができるというわけです。


Magnetic開発者のMikaさん。数年来の研究を続けた末に、ついにMagneticが完成。


高い品質を維持しつつ大量に生産するめどがたったため、ついに量産化に向けて動き出したとのこと。


Magneticは大きく分けて4種類あります。これはL(200×100mm)・M(100×74mm)・S(50×37mm)の3つのサイズがセットの「Magnetic Notes」。なお、書き直しができる白・黒2色のマーカーもセットです。


色は全部で9種類あります。


家庭やオフィスで使いやすいサイズのセットが「Magnetic Pad」


700×520mmと巨大な「Magnetic Boards」


壁に貼り付ければミーティングやアイデアリストに使えます。


くるくると巻き取ればしまうことも可能。


210×290mmの「Magnetic sheets」は白色ですが……


カラープリントができます。


こんな感じのポスターが簡単に作れるとのこと。


「Magneticの開発を終え、世界中の地域に出荷する準備を整えました。高い品質で安い価格を実現するためには大量に生産する必要があります」


Magneticはアフリカの学校での教育へ活用してもらうことを期待しているとのこと。黒板より安く紙より耐久性に優れるMagneticがあれば、設備の整わない場所でも教育が行えるというわけです。


何にでもペタリと貼り付けられるMagneticは、クラウドファンディングサイトKickstarterで、目標金額を1万5000カナダドル(約140万円)に設定して出資を募集中。Magneticプロジェクトへは9カナダドル(約840円)の出資でS・M・LサイズのMagnetic Noteが1枚ずつを、29カナダドル(約2800円)の出資でMagnetic Boardを、45カナダドル(約4300円)の出資でMangetic sheets50枚を、49カナダドル(約4700円)の出資でMagnetic Pads(各サイズ50枚入り)をゲットできます。

なお、Magneticプロジェクトへの出資期限は2015年3月19日午後10時までとなっています。

・つづき
貼り付ける場所を選ばず粘着力も弱まらない進化した付箋紙「Magnetic」を使ってみた - GIGAZINE

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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