5種類のパンから選べるフレンチトースト専門店の「Hug Frenchtoast cafe」でフワフワしっとりのフレンチトーストを食べてきました
フカフカ生地のパンケーキを提供する「パンケーキ専門店Butter」の姉妹店として、5種類のパンをそれぞれの特性を生かしたアパレイユに漬け込み、香ばしくしっとりフワフワに焼き上げているのがフレンチトースト専門店「Hug Frenchtoast cafe」です。北海道産高級発酵バターやコクがあるこだわりの純生クリームなどを使っているフレンチトーストがどんなものなのか気になったので、実際にお店に行って食べてきました。
フレンチトースト専門店【Hug Frenchtoast cafe】大阪 ::: 「Butter」特製の自家製焼きたてパンを発酵バターで焼き上げたフレンチトースト :::
http://www.hug-cafe.jp/
お店は大阪市北区中崎西2丁目4-26、阪急梅田駅から徒歩5分ほどの高架下にあります。
お店を発見。パンケーキ専門店Butterでも見かけた牛のオブジェが並べてあります。
内装もButterに似ていて、白を基調とした北欧っぽい雰囲気です。
開店とほぼ同時に入ったところ、すぐに席に案内されました。
これがメニュー。Hug Frenchtoast cafeでは「角食パン」「ラウンドブレッド」「フォカッチャ」「バゲット」「イングリッシュマフィン」の5種類のパンを、それぞれの特徴を生かしたアパレイユにつけ込む製法が取られています。
スイーツメニューが多いのですが、チキンやハンバーグを使ったご飯メニューも扱っているため、お店には女性だけではなく男性客の姿もありました。
今回は一番人気の「発酵バターのメープルフレンチトースト(税抜950円)」と「発酵バターのキャラメリゼフレンチバゲット ~純生クリーム添え~(税抜860円)」と「ロングバゲットフレンチトースト~ミックスベリーとマンゴーチャンク~・ロング(税抜1480円)」を注文。混雑時には調理に15~20分ほど時間がかかることがあるとのことですが、この日は注文後10分もしないうちに、まずは「発酵バターのメープルフレンチトースト」が到着しました。
食パンを半斤ほど使っていそうな、かなりボリュームのある一品。
iPhone 5と比較すると高さはこのくらいです。
食パンの中身をくりぬいたものの中に、カットされた角食パンのフレンチトーストが詰められています。
純生クリームをつけて食べてみたところ、とにかくフワフワ。フレンチトーストには固さのあるものと柔らかいものの2種類がありますが、耳を取った食パンがしっかりアパレイユに漬かったこのフレンチトーストはかむ必要がないくらいの柔らかさです。バターとメープルシロップを使った、フレンチトーストの王道をいくシンプルかつ抜群の組み合わせですが、フレンチトースト自体は甘すぎないので、北海道酪農公社の生乳を使ったコクのある「純生クリーム」をたっぷりつけてもくどくありません。むしろどんどん食べ進めていけます。
フレンチトーストが温かいため、時間が経過するとあっという間にクリームが溶けてしまうので注意。
純生クリームは甘さ控えめで軽い仕上がりで、これだけ食べても幸せを感じられるほどのコクとフワフワ感です。プラス200円で追加注文できるのですが、追加するだけの価値はあります。
中のフレンチトーストは柔らかかったのですが、パンの耳部分はしっかり焼かれており、サクサクとした食感が楽しめます。卵液が絡んでいるので、純生クリームをつけて食べるとパンの耳でありながら、立派なスイーツです。
続いては2番人気の「発酵バターのキャラメリゼフレンチバゲット~純生クリーム添え~」を食べてみます。
「カリもち食感のフレンチバゲットをキャラメリゼ」したというフレンチトーストの表面は、クレームブリュレのような感じで、期待が高まります。
純生クリームの他に発酵バターとオレンジがトッピングしてあります。
食べてみるとキャラメルの香ばしさが口の中に広がり、カリカリとした食感も楽しめるフレンチトーストになっていました。こちらも甘すぎず絶妙な味付けなのですが、メニューに書いてあった「カリもち食感」の「カリ」の部分が弱く、少し予想とは違った仕上がりでした。「ザクザク」っとした固いバゲットの食感を期待していた人は肩すかしを食らうかもしれませんが、ほろ苦いキャラメルが好きな人ならたまらない仕上がり。
そのままでもおいしいのですが、これも純生クリームがついているので、クリーム付きで食べてもOK。
フレンチトーストの上に載っているバターは北海道産高級発酵バターを使っており、何も知らずに口に入れても「このバターは何かが違う……!」と気づくほどのおいしさです。
最後は「ロングバゲットフレンチトースト~ミックスベリーとマンゴーチャンク~」
これはハーフサイズ(税抜780円)とロングサイズ(税抜1480円)があるのですが、今回はロングサイズを注文しました。iPhoneが軽く3つ並べられそうな長さです。
フレンチトーストの半分にはマンゴーのソース。
もう半分にはベリーのソースがかかっています。
真ん中には純生クリームがたっぷり。
バゲットはあらかじめ切り目が入れてあるので、苦労せずにさくっとカットすることが可能になっていました。
まずはマンゴーのソースがかかっている部分から。マンゴーのソースにはマンゴーとパイナップル果肉が使われており、バゲット自体は「発酵バターのキャラメリゼフレンチバゲット~純生クリーム添え~」と同じものが使われています。しかしこのフレンチトーストもソースやクリームがたっぷりかかっているためか、「カリもち」食感の「カリ」の部分が弱く、固めのフレンチトーストが好きな人向きではないかも。
マンゴーのソースもベリーのソースも、甘みだけでなく酸味が強く、「クリームなしで食べるとさっぱりしててオススメ」という人と「酸っぱい!これはクリームが欲しい」という人で分かれました。
3人で3皿をシェアしつつ食べたわけですが、フワフワのパンが使ってあるためか、完食した後で「まだ入る」と言う人も。Hug Frenchtoast cafeでは税抜190円から220円でテイクアウトできる専用メニューもあったので、試しに注文してみました。
これは発酵バターを使い、オーブンで仕上げ砂糖をまぶしたシンプルな「シュガーバターフレンチトースト」。テイクアウトメニューは冷ました状態で提供されるので、おうちに帰ってオーブンなどで焼くとさらにおいしいとのことです。
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