行列ができるフレンチトースト専門店「IVORISH」の大名本店で限定メニューをテイクアウトして食べてみました

パンケーキの出店ラッシュが一段落したところで、専門店も増え注目を浴び始めたスイーツがフレンチトーストです。福岡の大名に本店を置く「IVORISH」は地元福岡で成功を収め、今年の4月に渋谷に出店を果たしています。本店には行列ができており、限定のメニューもあるとのことで、新型「はかた号」に乗って福岡に行ったついでにお店に行ってきました。

フレンチトースト専門店IVORISH（アイボリッシュ）
http://ivorish.com/

IVORISH大名本店の住所は「福岡県福岡市中央区大名2丁目1−44」で、最寄り駅は福岡市営地下鉄天神駅・赤坂駅・西鉄福岡駅でそれぞれの駅から歩いて5分ほど。


ランチタイムの時間帯に訪れると、お店の前に行列ができています。

道をわたったところにある建物の前に行列が。店員さんに待ち時間を聞いたところ90分ほど待つとのことでした。あきらめようとしたところ……

フレンチトーストはお持ち帰りが可能とのことだったので今回は行列に並ばずに、テイクアウトにすることに。

レジで本店限定メニューの「ストロベリーレアチーズ」を注文してみます。お持ち帰りの場合はフレンチトーストに付いてくるアイスクリームが溶けてしまうので、メイプルシロップに変更することも可能。

注文から10～15分ほどでできるので、店内の様子を眺めながら待機。1階はオープンキッチンでカウンター席が用意されていました。

ひっきりなしに注文が入るので、店員さんたちは忙しそうに動いていました。フレンチトーストに使うパンはフランスパンではなく円形の食パンのようで、牛乳や卵を使った液にはあまり長い時間浸けていないようです。焼く時間もパンケーキほどはかからず、回転は良い様子でした。

2階にも席があるので行ってみます。

2階はテーブル席がメインで団体が多め。パンケーキ店に並ぶ人の多くは女性ですが、IVORISHに行った時間帯はカップルすらおらず、お客さんは全員女性でした。

そうこうしているうちメニューを受け取れたのでお金を渡してお店を出ます。

お店に行った日は冬にしては温かい日だったので、近隣の公園の飲食スペースで食べることにしました。

ストロベリーレアチーズはフレンチトーストにたっぷりフルーツが載っており、ミルク味のアイスクリームとホイップクリームも付いています。

フレンチトーストは狐色に焼けており、発酵バターの良い香りが食欲をそそります。

フレンチトーストの中にクリームソースが挟まれており、クレープの破片のようなフレークもたっぷりかかっていました。

キウイといちごのコントラストもいい感じ。

お持ち帰り用のフォークとナイフは木製でした。まずはクリームソースが挟まったフレンチトーストのみで食べてみます。

口に含むと発酵バターの香りが広がり、フレンチトーストの表面はパリパリ、中はふんわりで、フレークがまぶされることによりパリパリとした食感がより強調されています。パン自体は液に浸しきっておらず、卵の量も少ない作りになっており他のフレンチトーストに比べるとバターの味が強め。パンはフランスパンではなく、このフレンチトースト専用のものを使っており、食パンのようなもっちりとした食感です。ほんのり酸味のするチーズクリームとパンケーキの相性は抜群でした。

フレンチトースト自体の甘味が強すぎないので、いちごやキウイとの相性もグッド。食べ進んで気づきましたが、やはり短時間の持ち歩きでもボックスの中でフレンチトーストが蒸れてしまうので、より食感を楽しみたいのであればお店の中で食べた方が良さそうです。

アイスクリームはクリームの味や甘味がさほど強くなく、あっさりとしたミルク味で、フレンチトーストに付けて食べると温度差の対比が楽しめます。

クリームを付けるとフレンチトーストがよりまろやかでこってりした味に。クリームもあまり甘味が強くなく、フレンチトーストのバターの風味を楽しめる作りになっていました。

Ivorish大名本店は10時から22時までの営業(ラストオーダー21時)で火曜日が定休日。平日の昼間でも混み合っており、土日は早い時間から行列ができるそうなので、早めにお店に行くか店内で食べることを諦めてテイクアウトにするのがオススメです。