マクドナルドがアメリカに広まる以前に親しまれていた直火炭焼きバーガーを福岡の「Frisco」で食べてきました
ハンバーガーというとアメリカを代表する食べ物の1つで、代表的なお店はマクドナルド。しかし、マクドナルドがアメリカで広がる以前は炭で焼いた直火焼きのハンバーガーが親しまれており、アメリカ全土にマクドナルドがお店を構え始めた80年代には炭火焼きのハンバーガー店はほとんどなくなってしまったそうです。そんな80年代以前に食べられていたアメリカの炭焼きのハンバーガーを再現し提供しているお店が福岡にある「Frisco」です。スカイマークのA330で福岡に行ったついでにお店に行ってみました。
Frisco - Charcoal Grilled Burgers
http://friscoburger.jp/
住所は「福岡県福岡市中央区舞鶴1丁目9-11」で最寄り駅は天神駅。
Friscoが入るビルの前に到着。
小さな路地に入ったところにお店があるので、通り沿いに看板が置かれています。
路地を15秒ほど歩くとFriscoに到着。
お店に入ります。
大柄な店員さんがマスターで、カウンターの前に炭火焼きを行うコンロがありました。
メニューはハンバーガーやチーズバーガー、ポテトやドリンクに生ビールも置いてあります。今回はチーズバーガー(税込850円)を頼んでみることに。
注文をすると。店員さんがさっそくパティとバンズを炭で調理し始めました。
パティを焼くと脂が滴り、炎が上がるので霧を吹きかけます。
霧を吹きかけると、水蒸気といいにおいが店内に充満しました。バンズはあまり火が強い場所で焼かず、ちょっとずつ焼いていました。
裏返し、チーズを載せて裏面も焼き上げたら完成。直火で焼くことにより炭の香りがパティに染みこむようです。
バンズに野菜やパティを挟んでチーズバーガーが提供されました。
バンズは厚みがあり、ごまが付いています。
上段のバンズを取るとこんな感じ。
チーズはとろけていました。黒いつぶつぶはパティの黒コショウ。
パティは直火で焼いていますが、真っ黒に焦げてしまうことはなく絶妙の焼き加減。
パティの下には、ピクルスなどの野菜がサンドされています。
ピクルスは店長に「このピクルスが見つかったからこのお店を始めた」と言わしめた一品。横切りではなく縦切りなのも特徴。
レタスが豪快に挟まっており、下段のバンズにはマヨネーズとマスタードがミックスされた調味料が塗られています。
手に持って食べてみます。
口の中に入れると、まず広がるのは強烈な燻製香で塩コショウでシンプルに味付けがされたパティの味は似た味がない独特のもの。炭火で焼いた焼肉などよりも炭の香りが強く、燻したような味に仕上がっています。肉の食感も適度に残っており細部までこだわったパティに仕上がっていました。もちろんとろけるチーズの相性は抜群。
野菜がたまねぎ・トマト・レタス、さらにピクルスも入っていますが、決してパティの味が薄まることはなく絶妙なバランス感。バンズにも炭の香りが付いており、食欲をかき立てます。ピクルスの酸味やマスタードの入った調味料は、絶妙にハンバーガーに調和していました。
Friscoは現在福岡店のみですが、フランチャイズを募集しており全国展開を予定しているとのこと。古き良きアメリカのハンバーガーが食べられるお店は本国でもあまりないので、ハンバーガーが好きな人なら行くべきです。
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