フレンチトースト風にパンケーキを焼き上げた「フレンチ・パンケーキ」は予想外の仕上がり
パンを卵液にくぐらせて焼くフレンチトーストは固くなったパンを柔らかい状態で食べる方法としても親しまれていますが、パンではなくパンケーキを卵液にくぐらせて焼き上げるフレンチ・パンケーキなる料理があり、パンケーキ専門店の「VERY FANCY」で食べることができるとのことだったので、実際にお店に行って食べてみました。
VERY FANCY | PANCAKES, TEA, COFFEE, and HAPPY!
http://veryfancy.me/
VERY FANCYがあるのは大阪市中央区心斎橋筋1-5-24 蔵人心斎橋ビル。
お店は商店街の中にありました。
建物の2階・3階が店舗となっているので、階段を上って入店。
店内はこんな感じ。
パンケーキだけではなく、アメリカ産のオーガニックのオートミールをベースにしたグラノーラも販売されていました。
平日の夜に訪れたのですが、来店後待たされることなくテーブル席に案内されました。なお、この時のお客さんはほとんどが女性でした。
これがメニュー。
中には食事系パンケーキやデザート系パンケーキなど、色んな種類のパンケーキがずらりと並んでいます。
目当てのフレンチ・パンケーキ「French(フレンチ)」とドリンクを注文。パンケーキは注文してから焼き始める方式なので、まずはドリンクが届けられます。
お客さんが少なかったからか、この時は注文から大体5分くらいでパンケーキが運ばれてきました。
これがフレンチトースト風にパンケーキを焼き上げた「フレンチ」。パンケーキ1枚の大きさはiPhoneよりも小さいのですが、3枚セットになっているので結構なボリュームです。
パンケーキの上にはバナナと……
グラノーラがたっぷり載せられています。
アイスクリーム・ホイップクリーム・メイプルシロップが添えられているので、お好みで味を調整しつつ食べられます。
まずは何もかけない状態のパンケーキをカットして食べてみることにします。通常、パンケーキにナイフを入れると「サクッ」という感触や「フワッ」とした手応えを感じますが、フレンチはむしろ「プニュッ」としていて、これまでのパンケーキに感じたことのない感触でした。
食べてみると「しっとり」を通り越してプニュプニュとしており、まるでパンプディングのような食感。VERY FANCYのパンケーキは生地自体に泡立てた卵白を使っていて、普通とはちょっと違うフワフワしたパンケーキになっているのですが、たまご液をくぐらせることによってよりプルプルとした新食感デザートに変化していました。そのままでもほんのり甘く、グラノーラのサクサクした食感もしっかり楽しめます。
断面を見てみると、卵液がしっかり染みこんでおりプルプルふわふわな生地になっていることがよく分かります。
メイプルシロップやホイップクリームを追加して食べてみます。
グラノーラとメイプルシロップの相性が非常によく、またホイップクリームが甘過ぎないのでタップリつけてもおいしく食べられました。
フレンチの価格は税抜1150円。パンケーキを食べていると口がもそもそしてくることがあるのですが、VERY FANCYのパンケーキは全くそんなことがなく、ここでしか食べられない、しっとりフワフワぷにぷにの特別な仕上がりになっていました。
1皿でお腹いっぱいになって、さあ帰ろう……と思ったら、レジ前でVERY FANCYのレシピ集を発見。どうやったらこんな食感のパンケーキが作れるのか?という秘密が公開されているので、家で再現したい人は購入するのもアリ。本体は税込1296円でAmazonからも購入できます。
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