×
サイエンス

太陽系外の生命居住可能領域内に新たに8つの惑星を発見

By Jeff Schwartz

NASAのケプラー宇宙望遠鏡は太陽系外の15万個以上の恒星を常に監視しており、これまでに4000を超える系外惑星候補を発見してきました。そんなケプラー宇宙望遠鏡が見つけた惑星候補の中から新たに8つの天体が惑星と認められ、これによりケプラー宇宙望遠鏡の発見した惑星の数が1000を超えました。

NASA’s Kepler Marks 1,000th Exoplanet Discovery, Uncovers More Small Worlds in Habitable Zones | NASA
http://www.nasa.gov/press/2015/january/nasa-s-kepler-marks-1000th-exoplanet-discovery-uncovers-more-small-worlds-in/


BBC News - 'Alien Earth' is among eight new far-off planets
http://www.bbc.com/news/science-environment-30705517

ケプラー宇宙望遠鏡の発見した8つの惑星は、宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境である「ハビタブルゾーン」に存在するもの。地球があるのは太陽系のハビタブルゾーンですが、これらの惑星は太陽系外のハビタブルゾーンにあります。サイズは地球の2倍未満で、「生命が存在している可能性が他よりも非常に高い惑星」と考えられています。

この中のいくつかの惑星は恒星との距離的にみて、惑星表面に液体の水が存在していてもおかしくないそうで、その中のいくつかの惑星は地球のように岩石で形作られている可能性が高い、とのこと。

8つの惑星と地球を並べて大きさを比較したのが以下の図。例えば「ケプラー186f」は、地球から500光年も離れた位置に存在する惑星で、地球の1.1倍というサイズ。そして、「ケプラー186f」にとっての太陽にあたる恒星「ケプラー186」の周りを公転しています。


「ケプラー438b」は地球から475光年の距離に存在し、サイズは地球よりも12%大きな惑星です。「ケプラー442b」は地球から1100光年離れた位置に存在する惑星で、地球よりも33%大きな惑星でもあります。「ケプラー438b」と「ケプラー442b」は太陽よりも小さくて低温な恒星である赤色矮星の周りを公転しており、公転周期は「ケプラー438b」が35.2日で、「ケプラー442b」が112日。なお、これらの惑星はこと座の方角に存在する、とのこと。

また、ケプラー宇宙望遠鏡は新たに系外惑星候補として554個の天体を追加しており、この中には地球と似たサイズでありハビタブルゾーンに存在する、という惑星が6つも存在するそうです。

・関連記事
地球の目と鼻の先に地球とほぼ同じ大気・気温をもつ星「Gliese 832c」が発見される - GIGAZINE

木星の衛星「エウロパ」の表面から水の噴出を観測、地球外生命体発見へ一歩前進 - GIGAZINE

生命が存在する可能性のある地球サイズの惑星が発見される - GIGAZINE

これまでで最小サイズの惑星で水の存在が確認される - GIGAZINE

人類が「最も地球に似た惑星」へ行くには何年かかるのか? - GIGAZINE

in サイエンス, Posted by logu_ii