1年間で酔っ払う人が最も多い週など、お酒に関するデータを視覚化してみるとこうなる
By ▓▒░ TORLEY ░▒▓
忘年会や新年会がある年末年始は必然的にお酒を飲む機会が増えがちです。日本ではなくアメリカでも季節やイベントによってお酒を飲む機会が増減するとのことで、BACtrackがお酒に関する調査を行い、その結果を公開しています。
BACtrack Breathalyzers
http://www.bactrack.com/pages/bactrack-consumption-report-winter-2014
The days of the year when Americans are most drunk, visualized - The Washington Post
http://www.washingtonpost.com/blogs/wonkblog/wp/2014/12/20/the-days-of-the-year-when-americans-are-most-drunk-visualized/
BACtrackは同社が展開するBAC(呼気中アルコール濃度)測定アプリのユーザーから集められた30万人分のデータを解析し、2013年11月から2014年12月における日ごとの平均BACを調べました。インフォグラフィック中で平均BACの値を表わしている色は、赤や茶色になるほど平均値が大きくなります。
BACtrackの調査によると、2013年12月から3月までは平均BAC0.07以上の日が1週間のうち6日以上あり、まさにドリンキングシーズンにふさわしいそうで、インフォグラフィックを見てみると土日に茶色が多くなっているのが分かります。2月の第2週にはバレンタインデーがあり、1年の中でも最も平均BACが高くなる週。さらに、3月の第2週には聖パトリックの祝日もあり、アメリカ人にとって2月・3月はお酒を飲む機会がとても多いそうです。
4月から11月までは、平日・週末共に平均BACがドリンキングシーズンより抑えられているのがわかります。
こちらは2013年12月における各州の平均BACを表わしたインフォグラフィックで、アメリカ中部や北東部にある州の平均BACが高くなっているのがわかり、西海岸には平均BACの低い州が目立ちます。
1990年から2014年におけるアルコール関連のニュースの数をグラフにしたのがこちら。アルコール関連のニュースは1999年から増加し始め、時折落ち込みを見せるものの2013年にはピークに到達しました。
1990年から2014年におけるアルコールに関するニュースの各月の平均数をグラフで表わすと、平均気温が上がり始める7月にアルコールに関するニュースが最も多くなっていることがわかります。7月の次に多いのが8月で、その後に12月が続きました。平均BACが高いドリンキングシーズンでは12月以外に飛び抜けてアルコールに関するニュースが多くなっている月はあまりありません。
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