巨大な鮪かまが炭火焼きで食べられる「備前炭火焼きJIGE」のランチに行ってきました

鮪(マグロ)のかまは顔の付け根の部分にある脂がのった肉で、居酒屋ではよく人気のメニューとして提供されています。築地にある「備前炭火焼きJIGE」には、大きなマグロのかまを使った「鮪かま炭火焼」が食べられるランチメニューがあるということなので、どれほどのボリュームなのか確かめに行ってきました。

備前炭火焼きJIGE 築地店
http://www.jige.jp/jige/top.html

備前炭火焼きJIGEは「東京都中央区築地2-14-3」で、日比谷線築地駅から徒歩3分ほどの場所にあります。


備前炭火焼きJIGEに到着。

お店の前でもランチメニューをアピール

ランチタイムは多くのサラリーマンでにぎわっており、お店の前で待っている人もいました。

ランチメニューは「鮪かま炭火焼」「鮪かま(小)炭火焼とお刺身セット」「鶏炭火焼丼」「本日のお奨め」の4種類。

本日のおすすめは秋刀魚炭火焼と刺盛のセットで、いずれのメニューも税込1000円。今回は名物の鮪かま炭火焼と秋刀魚(サンマ)炭火焼と刺盛のセットを注文。

どんどん注文が入るので、店員さんは焼台の前に付きっきりです。

焼き物に使う炭は備長炭で、真っ赤に燃えていました。

「本日のおすすめ」のサンマの調理がスタート。ランチタイムは出す数が多いからか、生から焼くのではなく、一度火を通したものを焼台にかけているようでした。

まぐろのかまもどんどん焼き上げられており……

脂が滴るので煙が上がり、魚を焼いた香りが店内に立ちこめていました。

待つこと10分ほどでセットメニュー2品が到着。

鮪かま炭火焼は、お皿からはみ出るほどの鮪かま炭火焼がすさまじい存在感。

iPhone 6よりもはるかに大きく、骨を入れて300グラム以上ありそう。大根おろしも付いています。

かまについた骨も巨大です。

表面には適度に焦げ目が付いています。

骨の部分から肉をそぎ落とすのに少し苦労しますが、食べてみます。

炭火で焼くことによって脂が適度に落ちつつも旨味はしっかり残っていて、香りもよし。焼いてあるにも関わらず、しょうゆをつけて食べると刺身っぽい感じすらあります。

小食な人は鮪かま(小)を頼んだ方がいいというぐらいに量が多いのですが、大根おろしをかけたりすれば、飽きることなく食べ進めていけます。

最終的に食べ終わるとこんな感じ。骨も多いのですが、身もたっぷりでした。

豆腐には和風だしのあんがかかっており、上品な味付けでした。

春雨はこりこりとした食感にあっさり目の味付けで、鮪のかま焼きの付け合わせにぴったりです。

みそ汁のみそはそれほど味が濃くなく、だしの味がしっかり効いています。

秋刀魚炭火焼と刺盛のセットは、メインのお皿が鮪かま炭火焼と変わっただけで小鉢などは同じです。

メインはサンマ1尾とたまご焼き＆大根おろし。

皮の表面には網の焼き目が付いていました。

表面がぱりっと焼けており、炭の香ばしさが魚に移っています。皮の部分は脂が適度に落ちつつも焦げた部分が食欲をそそり、白身の部分も適度に脂がのっておりグッド。

わたの部分は適度に苦みがあり、一緒に食べるとひと味違った味に。しょうゆをかけて食べたり、大根おろしを付けて味を変えながら食べられるのはうれしいところです。

さんまとあまり一緒に食べることがない卵焼きですが、一緒に食べると口がさっぱりしました。

刺盛はマグロ・タイ・カツオ・サンマの4種類。

マグロは天然本マグロの中落ちが使われており、重厚な旨味が詰まっています。お皿にはわけぎも載っているので、ネギトロ風にして食べてもいいかも。

サンマは焼いたものよりも脂がのっていました。焼き・生のサンマが食べ比べられるのも嬉しいポイント。

備長炭火焼 JIGE 築地店の営業日は月曜～土曜。このうち、月曜～金曜の11時30分から14時(ラストオーダー13時30分)までランチ営業を行っています。ワンコインではなく「1000円のランチ」にはハードルの高さを感じる人もいるかもしれませんが、このボリュームとこの内容なら納得です。ちなみに、17時から23時のディナー営業では、七輪を使って自分で魚介類を焼くメニューや、焼き鳥なども楽しむことができます。