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無料でPC内を監視しているスパイウェアを誰でもすぐ簡単に発見できる「DETEKT」

By Creative Heroes

2013年はNSA監視システムの暴露問題が話題となりましたが、「いつの間にかPCがスパイウェアで監視されている」ということは人ごとではなくなってきています。監視用スパイウェアはメールを盗み読んだり、Skypeの通話の傍聴、ウェブカメラの遠隔操作などを可能にしてしまうわけですが、スパイウェアがPCに仕込まれていないかどうかを一瞬でスキャンしてくれる無料ツールが「DETEKT」です。

Resist Surveillance
https://resistsurveillance.org/


日本を含む世界各国の政府が国民監視用スパイウェアを利用していると言われており、巧妙に仕掛けられた監視用スパイウェアを発見するのは素人には至難の業。


「DETEKT」を利用するには、ウェブサイト最下部の「Download Detekt」をクリック。


GitHubページが開いたら、「detekt.exe」をクリック。


ダウンロードしたアイコンをクリック。


「実行」をクリック。


「Scan now!」をクリック。言語はアムハラ語、アラビア語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語に変更できます。


なお、起動時に上部に「WARNING!」と表示されている理由は、スパイウェアはネット接続経由で情報を抜いてリアルタイムで監視していることがあるため、オフラインの方がよいよ、ということ。なので、インターネット接続は切断しておくことが推奨されています。


30秒ほどで結果が表示されました。「見たところ問題ありません。スパイウェアの存在は確認できませんでしたが、必ずしも使っているPCがクリーンであることを意味しないため、強い疑念を抱いている場合は専門家の支援を求めるようにして下さい」とのこと。


スパイウェアが検出された場合は以下のように「DANGER!」と表示される模様。


もしスパイウェアが検出された時の対処法は「今すぐPCのインターネット接続を切断、USBメモリや外付けHDDなども取り外して専門家のところに持っていく」とのこと。Detektのウェブサイトには公開鍵付で専門家のメールアドレスも記載されています。


なお、「DETEKT」は政府による監視用スパイウェアのターゲットにされている人権擁護家・ジャーナリスト・NGO団体・政治敵対家・宗教家・少数民族といった人たち向けに制作されたツールですが、誰でも無料で使用できます。

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