Intelの女性向けウェアラブルデバイス「MICA」がどんな端末か分かる写真いろいろ
Intelが開催したプレス向けイベントにて、流行に敏感な女性をターゲットにした高級感あるウェアラブルデバイス「My Intelligent Communication Accessory(MICA)」が発表されました。MICAは、Intelとファッションブランド「Opening Ceremony」がコラボレーションして作られたもので、メールやメッセージアプリのテキスト送信ができたり、Googleの通知を表示させたりとスマートウォッチとしての機能は一通り網羅している模様です。
Intel wants to sell this $495 smart cuff to women | The Verge
http://www.theverge.com/2014/11/17/7235961/intel-reveals-mica-its-smart-cuff-wearable
Intelのウェアラブルデバイス「MICA」は、時計というよりは腕につけるバングルのような見た目。画面の大きさは1.6インチ、解像度は256×160で、本体形状に合わせた曲面ディスプレイになっているのが特徴です。
バッテリーの寿命は2日間以内で、OSはLinuxをカスタムしたものが搭載されています。
MICAはBluetoothでスマートフォンとペアリングしなければ使えないというものではなく、ひとつの通信端末として独立して動作し、AT&Tの3G回線を使用して無線通信を行うそうです。販売価格は495ドル(5万8000円)程度になると見られており、この金額の中には2年間の3G回線使用料金も含まれている、とのこと。
メールやSMS,メッセージアプリ、Facebookなどから送られてきたメッセージにMICA単体で返信することも可能。
こんな具合に返信時は複数用意されたテンプレートを使用するようです。
もちろんフィットネスアプリもあります。
他にも、TomTomとIntelによって作られた「Time to Go」というリマインダー機能が搭載されており、登録したイベントの開催地までの移動をナビしてくれるだけでなく、現在地から開催地までの時間を逆算して「いつ出発すれば良いのか?」まで通知してくれるそうです。
MICAの見た目はこんな感じ。
パカリ
留め金を外すと充電用のMicro-USBポートが出現します。
白色には、18金でコーティングされた金属調のパーツと、白水蛇の皮、南アフリカ産の虎目石、ロシア産の黒曜石が使われています。
黒色のMICAには、18金でコーティングされた金属調のパーツと、黒水蛇の皮、中国産の真珠、マダガスカル産のラピスラズリ。
ただのバングルのようにみせることも可能。
着用イメージはこんな感じ。
実際に着用してみたムービーもYouTubeに上がってきています。
Intel MICA: Hands On with a Wearable Bracelet - YouTube
なお、MICAはアメリカで12月前半に発売開始予定で、ニューヨークやロサンゼルスにあるBARNEYS内のOpening Ceremonyストア、もしくはBARNEYSやOpening Ceremonyのオンラインストアから購入可能になります。
・関連記事
スマートウォッチ市場で71%と圧倒的なシェアを占めているメーカーは? - GIGAZINE
Android Wear搭載スマートウォッチ「LG G Watch」を1週間使ってわかったこととは? - GIGAZINE
ASUSのAndroid Wear搭載スマートウォッチ「ZenWatch」速攻フォトレビュー - GIGAZINE
スマートウォッチ「Android Wear」を使い倒すための無料アプリ12選レビュー - GIGAZINE
通話時にBluetoothヘッドセットになるファーウェイのスマートウォッチ「Talkband B1」フォトレビュー - GIGAZINE
世界の8割のキャリアをサポートしたスマートウォッチフォン「Neptune Pine」 - GIGAZINE
iPhone・Android・Windows Phone 8に対応したスマートウォッチ「AGENT」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ