世界の8割のキャリアをサポートしたスマートウォッチフォン「Neptune Pine」
![](https://i.gzn.jp/img/2013/11/23/neptune-pine/00-top_m.jpg)
サムスンの「GALAXY Gear」やソニーの「SW2」など、スマートフォンと接続してSMSの受信やスケジューラー・音楽プレイヤーなどとして使える「スマートウォッチ」がいろんなメーカーから出てきていますが、今度は通話機能を搭載し、スマートフォンと連携させずに独立端末として使うことを想定した「スマートウォッチフォン」が出現しました。
Neptune Pine - Smartwatch. Reinvented.
http://www.neptunepine.com/
どんな製品なのかは以下のムービーを見れば分かります。
Neptune Pineの見た目はこんな感じ
![](https://i.gzn.jp/img/2013/11/23/neptune-pine/01_m.jpg)
製作者のSimon Tianさん。Neptune Pineを作っているベンチャー企業NeptuneのCEOで、わずか19歳。
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Neptune Pineを腕に付けたところ
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世の中に出ている「スマートウォッチ」は誇大広告気味であり、そこまで到達する端末を作らなければならないと生み出されたのがこのNeptune Pine。
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Tianさんがまず考えたのは、スタンドアローンで使える端末でなければならないということ。
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そこで、Neptune Pineには通話機能が搭載されています。
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micro SIMカードを使うことで、「電話機」の役割を果たすことが可能。GSM/GPRS/EDGEの850MHz・900MHz・1700MHz・1900MHz、UMTS/HSPA+/WCDMAの850MHz・1700MHz・1900MHz・2100MHzをサポートしており、アメリカではAT&TやT-mobileが使えるほか、日本ではドコモやソフトバンクのSIMで使うことが可能。
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ソフトウェアキーボードでQWERTY配置のフルキーボードを実現、SMSのやりとりも便利。
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もちろん、ムービーを再生したり……
![](https://i.gzn.jp/img/2013/11/23/neptune-pine/11_m.jpg)
ブラウジングしたりも問題なくできます。2.4インチのTFTタッチスクリーンで、解像度は320×240のQVGA。
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さらにはビデオチャットも。
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ベルト部分から本体だけを取り外せば……
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デジタルカメラにも早変わり。カメラの有効画素数は5メガピクセル。
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かなり小型ですが、撮影補助用のライトつき。ストレージは16GBか32GB。
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![](https://i.gzn.jp/img/2013/11/23/neptune-pine/17_m.jpg)
OSにはAndroid 4.2を採用し、プロセッサはQualcomm Snapdragon S4 1.2GHzデュアルコア、48言語をサポート。Wi-Fi 802.11 b/g/n・Bluetooth 4.0に対応し、加速度センサー・3軸ジャイロスコープ・デジタルコンパスを内蔵。バッテリーは810mAhで、連続通話は3Gで6時間、2Gで8時間。充電はUSB経由で行う形で、防水にも対応しています。
Neptune社はすでにこの製品を形にしており、量産化の目処も立っているものの、もう一押しの助けが欲しいということでKickstarterで出資を募集中。
Neptune Pine: Smartwatch. Reinvented. by Neptune - Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/neptune/neptune-pine-smartwatch-reinvented
目標額は10万CAD(カナダドル、約960万円)で、すでに24万5000カナダドル(約2351万円)以上が集まっています。19カナダドル(約1823円)の出資者はPineを留めておくためのクリップがもらえるほか、25カナダドル(約2400円)だとTシャツ、29カナダドル(約2783円)だと心拍計、39カナダドル(約3743円)だとPineをヘルメットに固定するためのマウントがゲット可能。Pine本体をゲットするには最低でも229カナダドル(約2万2000円)の出資が必要。出資締切は12月22日(日)の昼12時58分です。
なお、拡張ゴールとして、20万ドル(約1923万円)到達で新規デザインのストラップがつくことが決定しているほか、30万ドル(約2885万円)まで到達するとベライゾンやスプリントで使えるCDMAをサポートしたバージョンのPineを製作するとのこと。
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