レビュー

iPhoneがナイフ・栓抜き・ドライバーなどに変身する22種類の工具を内蔵した屈強なケース「TaskOne G3」を使ってみた


頑丈なアルミ製のケースでiPhoneを守るのはもちろんのこと、ナイフ・スクリュードライバー・ペンチ・栓抜き・スタンド・アレン工具など22種類の工具を収納しアウトドアや日曜大工の際に活躍しまくるiPhone5/5s用ケースが「TaskOne G3」です。元Appleのエンジニアが開発したというデジタルとアナログを融合させたケースなのですが、実際にどれくらい使えるのだろうか?ということで、購入していろいろ試してみました。

TaskOne G3 iPhone 5/5S case | Tasklab
http://www.thetasklab.com/task-one-multi-tool-case

これがTaskOne G3のパッケージ。


中には本体・スクリーンプロテクター・シリアル番号登録カード・組み立てマニュアルなどが入っていました。


これがTaskOne G3。到着した状態だとナイフが突き出ていて、アレンレンチは別添えとなっていました。


裏面では、各スロットに何が収納してあるかがシール上に記してあります。


シールを剥がし、すべて工具を全て収納するとこんな感じ。ケースの長辺には定規もついてます。


厚さは11.9mmで、重さは100グラム。iPhoneを一回り分厚く・重くします。


使用する前に、まずテッペンに刺してあるスクリュードライバーをケースの中に収納します。


ナイフもつまみを下ろして収納。


なお、ナイフにはプライマリーロックボタンがついており、ボタンを動かさないとナイフが出ないようになっているので、意図しない時にナイフが飛び出てカバンの中を傷つけてしまうことはありません。


ということで、まずは組み立て作業。箱の中にはL字のアレンレンチとスクリューなどが入っているので……


本体を固定しているスクリューをレンチで取り外します。


同梱してあるスクリーンプロテクターを手持ちのiPhoneに貼り付けます。


ボトムプロテクターを取り外してiPhoneをケースにはめます。


もう1度スクリューで固定。


これで完成です。表から見ると普通のiPhoneケースですが……


裏を向けていろいろ出すと、ものすごい屈強なiPhoneに早変わり。


充電ポートやイヤホンジャックはちゃんと露出していました。


電源ボタン。


側面の音量ボタン・マナーモードボタンなどもこの通り。


反対側。


カメラやフラッシュも露出していました。


ということで、機能を1つ1つ見ていきます。まずはナイフ&ノコギリ。


ナイフ&ノコギリのツマミを反対側に押し出せば、栓抜きが現れます。


左側面のつまみをスライドさせると2枚のスクリュードライバーが出てきます。


これがスクリュードライバー。


使用する際はスクリュードライバーを取り出して天面にあるスロットに差し込めば作業しやすいというわけです。


別添えになっていたアレン工具。


大きさの違う6つのアレンレンチは、さまざまな大きさの六角穴ボルトに対応します。


また2つの自転車用スポークレンチとワイヤーの被膜を剥がす工具も収納。


プレートは矢印の向きにそって底面のスロットに収納します。


爪の先でぐっと押し込まないと簡単にプレートが出てきてしまうようになるので、注意が必要。


底面にはもう1つスロットがあり、ペンチ&ワイヤーカッターが収納されていました。


ここがワイヤーカッター。


さらに、裏面にあるスロットにスクリュードラーバーを差し込むと……


スタンドとしても使用可能。


横向きでも立てられます。


スタンドを持ち歩かなくても以下のようにiPhoneを立てて使用することができるわけです。


ということで、実際にiPhoneケースを活用してみます。空き缶だけでBBQができる「ミニ炭火焼コンロ」の作り方ムービーに従い、iPhoneでなんちゃってミニコンロを作ってみることにしました。


まずは空き缶を真っ二つに。


針金でコンロの網を作っていくのですが、針金を止める針金がかなり短くカットされており、素手では外せなかったので、さっそくケースを活用。ペンチを使ってグリグリと外していきます。


無事針金を外せました。


被膜のあるワイヤーの場合は、アレン工具のついているプレートのくぼみを使って被膜を剥がします。


次はペンチを使って網を作っていきます。


今回は直径1.2mmの針金を使用したのですが、ワイヤーカッターを使って一気に切るのはやや困難。ハンドルとペンチの両方を手で締めつつグリグリ動かすと何とかカットできました。


続いて缶に穴を開けていくわけですが、ナイフを使って切れ目を入れたところを、スクリュードライバーでグリグリと広げます。


開いた穴にU字金具を設置。


カットした上下2つの缶をくっつけて、蝶番を設置していきます。


これでミニコンロの完成。


炭を入れてジュワジュワソーセージを焼いてみました。


焼けたソーセージはナイフでカット。


ナイフはかなり鋭いのでサクッとソーセージが切れました。


栓抜きがついているので、飲み物は買ったのに栓抜きを買い忘れた!という時でも大丈夫。


またノコギリで分厚い肉や、場合によっては木の枝などでも切ることができそうです。


ジューシーなお肉をiPhoneで堪能。


正面から見た時の様子はこんな感じです。


ということで、TaskOne G3はケース1つあるだけでiPhoneがマルチな活躍を行うようになる優れものでした。なお、本体の価格は99.95ドル(約1万円)で、普通郵便の場合は送料が15ドル(約1500円)、6~10日程で商品が到着。準速達航空便の場合は送料が49.07ドル(約5000円)で、これも6~10日程で商品が到着。国際スピード郵便の場合は送料が58.43ドル(約6000円)で注文から3~5日からで商品が到着します。

TaskOne G3 iPhone 5/5S case | Tasklab
http://www.thetasklab.com/task-one-multi-tool-case



なお、日本語説明書付きのTaskOne G3は日本Amazonから税込1万3800円で購入可能です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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