ネットサービス

無料で誰でも15GBに「OneDrive」がパワーアップ増量、Googleドライブと同レベルに有料版も値下げ


写真・ムービー・ドキュメントファイルなど「あなたの生活のあらゆるものをまとめて保存」というキャッチフレーズのMicrosoftが提供するクラウドストレージサービス「OneDrive」が、無料で使えるストレージ容量を7GBから15GBへアップ、有料オプションの月額利用料も大幅に引き下げることになりました。

Massive increase to OneDrive storage plans: 15 GB free for everyone, 1 TB for Office 365 subscribers | OneDrive Blog
https://blog.onedrive.com/new-onedrive-storage-plans/


Microsoftのデータによると、PCユーザーの4人に3人は、PCに保存している写真やドキュメントファイルなどのデータ容量が15GB以内であるとのこと。これは、外付けハードディスクやUSBメモリなどの外部ストレージを活用しているからと考えられますが、PC内に常時保存している容量は意外にも少ないようです。このことから、MicrosoftはOneDriveの無料ストレージ容量を15GBにアップすることに決定したとのこと。

また、有料のストレージ増量オプションの月額使用料も、100GBが7.49ドル(約760円)から1.99ドル(約200円)に、200GBが11.49ドル(約1200円)から3.99ドル(約410円)に引き下げられます。なお、100GBで月額1.99ドル(約200円)という価格設定はGoogleドライブと同様で、コストパフォーマンスでGoogleドライブに追いつくことになります。

Googleドライブが月額利用料を大幅に値下げ、1TBでなんと月1000円に - GIGAZINE


さらに、クラウド版Microsoft OfficeであるOffice 365のユーザーのOneDrive最大保存容量も1TBまでアップされ、Office 365 Homeは月額9.99ドル(約1000円)、Office 365 Personalは月額6.99ドル(約710円)で1TBのクラウドストレージを利用できるようになるとのこと。


OneDriveの無料ストレージ容量アップ&有料オプション使用料引き下げは、2014年7月からスタートし、OneDriveの既存ユーザーは自動的に変更が反映される予定です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
無料でPCをオンラインストレージ化できる「TONIDO」がとても簡単に使えることがわかるレビュー - GIGAZINE

クラウド上のデータをローカルファイルとして扱うことができる「Transporter」を使ってみました - GIGAZINE

無料で容量1TBに増えた「Flickr」にどんなファイルでも保存できるようにするストレージエンジン「Filr」 - GIGAZINE

無料で15GBがWindows・iPhone・Android・Mac・Linuxから使い放題のオンラインストレージ「Copy」で容量をさらにタダで増やす方法 - GIGAZINE

ファイルの保存・同期・共有がPCやスマホで自由自在にできる「SpiderOak」 - GIGAZINE

FTP・SFTP・FTPS経由で自動的に各パソコンのフォルダーを同期できる「FTPbox」 - GIGAZINE

1GBが約1円/月のAmazon Glacierへ簡単にバックアップ&同期できるフリーソフト「FastGlacier」 - GIGAZINE

無料で10GB使えてオンラインでテキストの共同作成もできるストレージ「Box」 - GIGAZINE

無料で50GBのクラウドストレージが使用可能な「MEGA」のAndroidアプリを使ってみた - GIGAZINE

アップロードを開始してすぐ相手にファイルをストリーミングダウンロードさせる無料サービス「Streamfile」 - GIGAZINE

対応ファイル200種類以上・簡単にアップロードでき無料で2GBまで共有可能な「Jumpshare」 - GIGAZINE

インストール・登録不要かつ匿名でファイルが共有できる「Volafile.io」 - GIGAZINE

5GBが無料の「Amazon Cloud Drive」へ簡単に一発でアップロードできる「Amazon Cloud Drive Desktop App for Windows and Mac」 - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.