試食

氷菓の枠を飛び越えた高級スイーツのようなかき氷を食べられるカフェ「yelo」


暑い夏にピッタリで、夏の風物詩ともいえるかき氷は、お祭りや縁日などの露店で見かけることがありますが、「食べたい」と思ってもすぐにお店を見つけて食べられるものではありません。2014年4月にオープンしたカフェバー「yelo(イエロ)」は、年中無休で24時間オープンしているかき氷専門店です。お店のタイプも露店ではなくカフェバーで、なかなか目にかかれないリッチなかき氷を提供しているとのことなので実際に行って食べてきました。

六本木 | yelo(イエロ) | かき氷カフェバー
http://yelo.jp/


六本木にあるyeloに到着しました。外観はオシャレなカフェといった感じです。


yeloは、ちょっと変わったフォントで「氷」と書かれたのぼりが目印。


階段を降りて入口にゴー。


かき氷専門店には全く見えない入口のドアから入店します。


店内にはカウンター席とテーブル席が並んでいて、落ち着いた雰囲気。


カウンター席の奥にはキッチンが見えます。


店内にある冷蔵庫にはブロックの氷が、削られるのを今かと今かと待っていました。


メニューのデザインにもこだわりが感じられます。かき氷は全部で10種類。


かき氷の他にも「芋ようかんの焦がしバター焼」や「柴又『い志い』謹製米米ロールケーキ」もあります。


今回は期間限定の「ビターキャラメル マスカルポーネ」と……


「いちごミルク」を注文してみます。ビターキャラメル マスカルポーネは税込950円、いちごミルクは税込850円です。


水色の電動かき氷器を使ってかき氷の調理中。


注文から5分ほどでビターキャラメル マスカルポーネといちごミルクが運ばれてきました。


ビターキャラメル マスカルポーネは高さがiPhoneより少し低いくらいで、横幅はiPhone2台分以上ありそうです。


たっぷりのキャラメルソースがかけられ、グラノーラが振りかけられたビターキャラメル マスカルポーネ。一瞬かき氷であることを忘れてしまうような見た目です。


家庭で使用されているようなかき氷器とは違うものを使っているのか、氷はきめ細やか。


一口食べると、氷は口溶けが滑らかでフワッとしており、露店や家庭で作るシャリシャリとした感じのかき氷とは全く違うことに気づかされます。キャラメルソースと染みこんだマスカルポーネのクリームのコクがフワフワの氷と絶妙に絡み合い、さらには香ばしいグラノーラのサクサクとした食感が、氷菓というジャンルを飛び出し、かき氷を別のデザートに変えてしまったように感じました。


食べ進めて行くと、かき氷の中にもグラノーラが入っているのがわかります。ビターキャラメル マスカルポーネはかき氷の上の部分だけでなく、最後まで楽しめる一品。


ただし、ゆっくり味わいながら食べていると、氷が溶け出すので、早めに食べた方がよさそうです。


いちごミルクはビターキャラメル マスカルポーネと違って、シンプルな見た目。


氷の見た目がきめ細やかなのはビターキャラメル マスカルポーネと一緒です。


いちごミルクと言えばかき氷の定番の1つですが、yeloのいちごミルクはひと味違っていました。練乳のような甘さはなく、さっぱりとした味わいで、爽やかなほどよいいちごの酸味がかなりグッド。シロップも店頭で購入するような濃いものではなく、口の中に甘さが残りません。


さっぱりテイストで食べやすいので、どんどん食べ進められます。


溶けてしまうとフワフワの氷がもったいのですが、かなり量がおおいので、溶け始める前に食べ終わるのは難易度が高めでした。


食後には温かいルイボスティーが無料でサービスされます。かき氷を食べて冷えた体もホッコリ。


yeloは年中無休で24時間開いているので、六本木を歩いていて突然かき氷を食べたくなった時でも、お店に行けばリッチなかき氷をいつでも食べられます。提供されているかき氷は値段がそれなりにするのですが、かき氷の枠を超えたデザートに仕上がっていて、一度だけでなく二度食べたいくらいの満足感を得られる一品です。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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