赤福のかき氷「赤福氷(あかふくごおり)」、抹茶蜜と餡と餅の絶妙な組み合わせ
以前にたまたま偶然、赤福本店で見かけたのですが「あとでいいや」と思っていたらそこから先、まったく縁がなく10年近くが経過、「もうこのまま一生、赤福氷を食べることはないのだ……なぜあのとき、あの場所で、赤福氷を注文しなかったんだ、ばかばか!」というような感じで激しく後悔していたのですが、「赤福のJR大阪三越伊勢丹店で赤福氷が食べられる」ことを本日グランドオープンした大阪ステーションシティ取材で知り、一目散に駆けつけて速攻で食べてみました。
長い年月の果てにようやく対面した赤福氷の試食レビューは以下から。
伊勢名物 赤福 | 赤福餅
http://www.akafuku.co.jp/product/aka_koori.html
赤福茶屋 - JR大阪三越伊勢丹(営業時間:午前10時~午後8時30分、ラストオーダーは午後8時)
http://osaka.wjr-isetan.co.jp/restaurant/k_akafuku.html
茶屋 赤福茶屋 | 店舗詳細 | レストラン・カフェ | 大阪ステーションシティ
http://osakastationcity.com/restaurant/446.php
JR大阪三越伊勢丹の地下2階にある赤福に到着
いつもの赤福のラインナップの隣に見慣れぬものが。
これが赤福氷。昭和36年、二見浦で海水浴客向けにと考案したのが始まりで、以後改良を加え現在の赤福氷となったそうです。
税込で500円
では早速中に入って注文をすることに。店内はこんな感じで、かなりこぢんまりとしています。全部で15席。
注文すると「氷券」が机の上に。赤福氷が来たらこれと交換するという仕組み。
赤福氷が登場
大きさはこんな感じで、店頭にある食品サンプルとイメージ的にはまんま同じ。もう少し小さいのがくるのかと思っていたので正直オドロキ。
並大抵の抹茶の蜜よりもさらにしっかりした抹茶の味がする蜜がかなり大量にかかっています。
餡が少し見えてますね
餡は赤福に使われているものがそのまま入っているわけではなく、冷たい氷に合わせてあるとのこと。
甘みもちゃんとしており、甘すぎずさっぱりしすぎず、適度なラインを保っています。
今度は餅と餡を同時に。
餅も赤福に使われているものがそのまま入っているわけではなく、冷たい氷に合わせてあります。カチコチになっておらず、もっちりやわらか。
赤福氷は夏季限定商品なので、キンキンに冷えているわけですが、食べまくっていると口の中が冷たくなりすぎてだんだんと感覚が麻痺してきます。しかしノープロブレム、お茶が付いてくるので、これを少し口に含んで解凍しつつ、氷+餡+蜜の組み合わせの妙を味わう……というような流れで食べるとかなりグッドです。
餡は大きな塊がごろりと入っており、さらに餅の塊が氷のあちこちに点在しているという感じで、上から下まできっちり蜜がかかっており、しかも割と量が多めなので「蜜が足りなくて最後はただの水に」というようなこともなく、餡と餅と抹茶味の蜜をミックスさせて冷製赤福のような感じを出しつつ、適度にお茶を飲んで感覚を戻しながら味わえるので、満足感はかなり高め。しかもお茶はなくなるとすぐにやってきて補充してくれるため、「お茶がなくなってアイスクリーム頭痛に苦しむ」というようなこともありません。正直、このボリュームとお茶の量とで500円(税込)というのはかなり値打ちがあり、お得感もあります。
ちなみに開店直後に行ってから、帰りにもう一度見てみると列ができていました。赤福恐るべし。
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