突然死んでしまっても自動でお知らせメールを送れる「Dead Man’s Switch」
もしも自分がこの世を去った際、周囲の人たちに「お知らせ」のメールやファイルを送ることができれば何かと便利なものになりそうですが、不慮の事故の場合にはそんな猶予がないことも考えられます。そんなイザというときのためにメール送信を予約しておき、その時が訪れた場合には自分に替わって自動でメールを送ってくれるネットサービスが「Dead Man's Switch」です。
Dead Man's Switch dot Org ~ Home
http://deadmansswitch.org/
Dead Man's Switchに登録したユーザーには、サーバーから定期的に「生存確認メール」が届けられます。そのメールへの返信がなくなった時点でユーザーは「死んだ」と判断され、あらかじめ予約していたメールを送信してくれるという仕組み。生存確認メールへの返信期限は30日以内となっています。なお、メールはAES256の暗号化処理で保護されるとのこと。
利用するためにはサイト右上の「Create account」をクリック。
生存確認メールが届けられるメールアドレスとパスワードを設定したら、「Create account」をクリック。
アカウントが作成されました。
なお、画面左の文字コードは、「死んでから最長30日では長すぎる」「すぐに死んだことを伝えたい」という場合の緊急コードで……
誰かにサイトでこのコードを入力してもらうと、予約していたメールが緊急に送信されるとのこと。
では、メールを予約してみます。アカウントにログインした状態でページ右上の「New email」をクリック。
送りたいメールアドレスと件名・本文を入力したら「Save」をクリック。
メールには20MB以下のサイズのファイルを添付することも可能です。ファイルを添付するには「参照」をクリックしてファイルを指定して……
「Add」をクリックすればOK。
画面左のEmailsに予約メールが現れればOKです。メールは内容を変えてそれぞれのアドレスに複数予約することも可能。
「Dead Man's Switch」はメールだけでなく添付ファイルにまで対応しているため、使い方次第では非常に便利と言えそう。ただし、謎の暗号を残してみんなを困らせるという使い方はやめておきましょう。
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