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5.5インチの「iPhone Air」は薄型バッテリー製造の遅れで発売が2015年にずれ込む可能性あり

By Martin Hajek

次期iPhoneは画面サイズが5.5インチと大型になる一方で薄くなることから、部品のサプライヤーからは「iPhone Air」と呼ばれているそうです。そんなiPhone Airに搭載するバッテリーもスリム化が進められているのですが、これの製造はうまく進んでおらずiPhone Airのリリースが2015年まで遅れることになるかもしれない、と複数メディアが報じています。

新iPhone電池瘦身 台廠力搶 | A10 科技要聞 | 20140421 | 工商時報 | 工商e報
http://ctee.com.tw/News/Content.aspx?id=514479&yyyymmdd=20140421&f=9586020c7c19e6c3e26d7b8551ebcdb1&h=1d37976b8f2475634ce463e729024bfe&t=tpp


Battery-production problems delay anorexic 5.5-inch 'iPhone Air' • The Register
http://www.theregister.co.uk/2014/04/22/batteryproduction_problems_delay_anorexic_55inch_iphone_air/


工商時報によると、標準的なスマートフォンのバッテリーは2.8~2.9mmの薄さですが、Appleはサプライヤーに対して2mm以下の非常に薄いバッテリーを製造して欲しいと依頼しているようで、この難問にバッテリーの製造を受け持つ企業が苦戦している、とのことです。

今月の初め、「5.5インチのiPhoneはディスプレイのタッチセンサーに問題がありリリースが遅れる」と関係者がThe Registerにリークしたことが報じられていましたが、工商時報によると問題があるのはバッテリー部分のようです。これらの問題が実際に起きているのか真偽は不明ですが、両メディアがそろって「5.5インチのiPhoneをAppleが現在製造中で、これのリリースは2015年まで遅れる」と報じているのは事実。

また、工商時報によると5.5インチのiPhoneの他に、4.7インチのディスプレイを持ったiPhoneが2014年の後半にリリース予定となっているようで、こちらは予定通り製造が進んでいるとのこと。非常に薄いバッテリーとタッチセンサーディスプレイにより、iPhoneが現在のiPhone 5・5s・5cよりも薄型になるのだとすれば、「iPhone Air」という愛称で呼ばれていることにも納得がいきますが、正式名称としてこれが採用されるのかは今のところ不明です。

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in モバイル, Posted by logu_ii

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