デザイン

2つのコーヒーをいいとこ取りしてこだわりの1杯が作れる「Coffee Steeper」


ペーパードリップサイフォンネルドリップフレンチプレスなど、コーヒーにはいくつも入れ方があり、風味もそれぞれ異なりますが、コーヒーオイルが除去されない香り高いフレンチプレス式とポアオーバー式の持つアッサリした風味を兼ね備えたコーヒーを簡単に入れる方法はないか?ということで作られたのが「Duo」です。

Duo | Coffee Steeper | by Enormous Industries — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1347010534/duo-coffee-steeper

どうやってコーヒーを入れるのか?というのは以下のムービーから見ることが可能。


Duoはコーヒーにただならぬこだわりを持つEnormous Industriesの面々がフレンチプレス式コーヒーと手で注ぎ入れるポアオーバー式のいいところだけを組み合わせたコーヒーを作れないか?ということでデザインしたアイテム。


例えばフレンチプレス式だとコーヒーの粉が歯についてしまいます。


ポアオーバー式なら少しずつお湯を注がなくてはならなくて面倒。


ということで、両者のいいところだけを集めて完成したのが以下のDuo。


いくつものデザイン案を検討し……


サンプルもたくさん作られました。


メタル・フィルターはスタンフォード大学の院生によって60種類以上がテストされ、決定したもの。


コーヒーの入れ方はまず、コーヒー豆を40gほど取り……


ステンレス容器の中に入れます。


お湯を注ぎ……


スプーンでクルクルと混ぜます。


あとはフタをすればOK。


3分間待ちます。ドリップ式のように少しずつお湯を注ぐ必要がないので、好きなことをして時間を過ごせます。


3分たったらステンレス容器をひねります。


するとコーヒーが流れ出てきました。


あとはコップに注げば……


完成。


Duoは2段階でフィルタリングされます。1枚目のフィルターはコーヒーの粉を液体と分離するのですが、取り外しは簡単で手入れも楽ちん。2枚目のフィルターは1枚目で取り除けなかった粉を分離します。


ろ過を2度行うため、しっかりとコーヒーを残りカスと分離。コーヒーを飲んだ後でも歯に粉がついているということにはなりません。


また、ホットだけではなく、アイスコーヒーも作れます。


グリップやフタ部分は、緑・青・赤・灰の4色から選択可能。


以下が開発メンバー。Duoは現在商品化に向けて出資を募っている最中であり、目標額が5万ドル(約520万円)だったところ、既に9万ドル(約940万円)を集めることに成功。65ドル(約6800円)の出資で赤・緑・青・灰いずれかのDuoを選択してゲット可能で、アメリカ国外への発送が必要な場合は別途50ドル(約5200円)が必要になります。なお、出荷は2014年の6月が予定されています。


締め切りは日本時間で2014年1月30日午後11時57分です。

Duo | Coffee Steeper | by Enormous Industries — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1347010534/duo-coffee-steeper


この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

生のコーヒー豆から新鮮なコーヒーをたった15分でドリップできるコーヒーマシーンが登場 - GIGAZINE

コーヒーショップや大学など集中できる環境の音を再現する「Coffitivity」 - GIGAZINE

コーヒーをおいしく淹れるために豆の量や抽出時間を正確に測る万能はかり「acaia」 - GIGAZINE

ボタン2タッチで生豆から焙煎・ドリップができるコーヒーメーカー「カフェプロ503」を使ってみました - GIGAZINE

コーヒーについて知っておいて損はない15の豆知識 - GIGAZINE

コーヒーを1日当たり4杯以上飲み続けると早死にする危険性あり - GIGAZINE

コーヒー1杯の98%は水、残りの2%に入っている「とてもいいもの」とは? - GIGAZINE

アメリカのカフェでオーダーできる、コーヒー豆から作られたドリンク27種類 - GIGAZINE

in 動画,   デザイン,   , Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.