メモ

ジョブズの最期の言葉など、Appleについてあなたが知らない11のこと

By Mark Rain

ハードウェアやソフトウェアから、デジタルコンテンツの販売まで手がけるAppleは、世界的にも有名な企業の1つです。誰でも一度は耳にしたことのあるAppleですが、秘密主義を貫いており内部の情報が外にもれることは珍しいことでもあります。そんなAppleについての、おそらくほとんどの人が知らないであろう11の事実をThe Guardianが公開しています。

Eleven things you didn't know about Apple | Technology | theguardian.com
http://www.theguardian.com/technology/2013/dec/23/apple-iphone-ipad-mac-steve-jobs-wozniak

◆01:スティーブ・ジョブズは養子だった

By thierry ehrmann

2011年に亡くなった、Appleの共同創設者であり伝説的なCEOだったジョブズは、実は父親がシリア人で、幼い頃に養子に出されています。ジョブズの実父は、シリア人のアブドゥルファター・ジャンダリで母親はアメリカ人のジョアン・シーブル。シーブルの母親の強い要望により、ジョブズは1955年に養子に出され、アメリカ人のポール・ジョブズ、クララ・ジョブズ夫妻に引き取られました。ジョブズの実の両親は、ジョブズを養子に出した後に正式に結婚し、ジョブズの実妹にあたるモナ・シンプソンをもうけています。

◆02:Apple Iの値段には「悪魔の数字」が使われた

By Conner Downey

Appleの最初のPCであるApple Iは、当初666ドル66セントという数字の「6」を5つ並べた価格でした。キリスト教圏では「666」が悪魔を指す数字とされていますが、それについて全く知らなかったスティーブ・ウォズニアックは、タイピングのしやすさから666ドル66セントという値段にしたとのこと。

◆03:Appleの配送はすべて空輸

By Angelo DeSantis

キャセイパシフィック航空の最大の顧客であるAppleは、全ての製品を船ではなく飛行機で輸送します。Appleが空輸便しか使用しない一番の理由は、コストなどではなく輸送の速さを最重要視しているからです。

◆04:Macintoshはリンゴの種類の名前

By Jorge Elías

Macintosh」という名前は、開発者のジェフ・ラスキンが好きだったリンゴの種類の名前から付けられました。ジョブズは当初「Macintosh」を「bicycle」に変更しようとしましたが、結局正式名称に採用されています。

◆05:Appleの広告に使われている製品はCGではない


光り輝くほど美しいiPhoneやiPadなど、Appleの広告に使用されている超高解像度の製品画像はCGではなく、「ハイダイナミックレンジ合成(HDRI)」と同じ方法を使い、解像度の高い製品のクローズアップ画像を何百枚もつなぎ合わせて作成されています。

◆06:スティーブ・ウォズニアックは、いまだにAppleの社員

By Mario Sixtus

1976年に自宅のガレージでジョブズと一緒にAppleを立ち上げたウォズニアックは、現在Appleに関する仕事を一切していませんが、いまだにAppleの社員であり、年間約12万ドル(約1263万円)の報酬を受けとっています。

◆07:ジョブズの最期の言葉

By segagman

ジョブズの実の妹であるモナ・シンプソンによると、ジョブズが亡くなる寸前に口にした最期の言葉は「Oh wow. Oh wow. Oh wow」でした。なお、シンプソンはジョブズの記念式典で読み上げた追悼メッセージをThe New York Timesで公開しています。

◆08:Appleにはジョブズ、ウォズニアック以外にもう1人共同創業者がいた

By Aristocrats-hat

Appleはジョブズ、ウォズニアックそしてロナルド・ウェインの3人によって設立されました。ウェインはAppleの会社ロゴをデザインしたり、「Apple I」のマニュアルや保証書を作成。ウェインは当時Appleの株を10%保有していましたが、借金返済にあてるため800ドル(当時のレートで約24万円)で保有株を売却してしまいます。もしウェインが現在もAppleの株を持っていたら、約350億ドル(3兆6800億円)以上の価値があるとのこと。

◆09:ジョブズは白色のApple製品に反対していた

By Nicole Kasper

ジョブズは当初、白色のApple製品に対して反対の立場をとっていましたが、Appleのインダストリアルデザイングループ担当上級副社長であるジョナサン・アイブの強い説得によって、黒以外に白色の製品の開発を許可しました。白は、アイブのお気に入りの色で、学生時代に作成した作品にも使われています。

◆10:パッケージングは製品と同じくらい重要である

By The Pug Father

Appleは製品と同じくらいパッケージに力を入れており、カリフォルニアのApple本社にはパッケージデザインのための秘密の部屋まであります。デザイナーはその秘密の部屋で、購入した人が開封した時に感動するような、パッケージデザインの研究に日々励んでいるとのこと。「インサイド・アップル」の著者アダム・ラシンスキーは同書籍内で「パッケージデザイナーは、製品に付けられたフィルムをはがすための小さなタブにさえ『どうすれば購入者が感動できるのか』を考えて、毎日毎日試行錯誤しています」と、Appleのパッケージに対するこだわりについて述べています。

◆11:男性の象徴のように見えるiMac G4

By Carl Berkeley

ジョナサン・アイブについて書かれた本「Jony Ive: The Genius Behind Apple's Greatest Products」の著者であるLeander Kahneyは、2002年に発売された「iMac G4」の画像を同書籍内に掲載。中央に長い柄の印象的なディスプレイとドーム型の土台、その両側に2つの丸いスピーカーを設置するという、男性の象徴を想起させるようなiMac G4の配置は、Appleのデザインチームによるアイデアです。

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in メモ,   ソフトウェア,   ネットサービス,   ハードウェア,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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