2013年11月28日 23時00分ハードウェア

簡単に組み立ててボールを発射し、デスクトップ大戦を引き起こすミニチュア攻城兵器「Siege Toys」

中世の城攻めで使われた、巨大な投石マシーンを、キュートなミニチュアで再現したおもちゃが「Siege Toys」です。Siege Toysは実際にボールを発射することができるため、そこかしこで「デスクトップ大戦」の火ぶたが切られることになりかねない、いたずら好きにはたまらないおもちゃとなっています。

Siege Toys: Desktop Catapults & Ballistas by Michael Woods — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1803756771/siege-toys-desktop-catapults-and-ballistas

ミニチュア攻城兵器「Siege Toys」がどんなオモチャかよく分かるムービーはこちら。

玉を載せた荷車を下に引っぱり……

荷車を解放すると、玉が勢いよく発射されました。

カタパルト (投石機)に玉をセット。

発射。

こちらはマイケル・ウッズさん。ミニチュア攻城兵器「Siege Toys」をプロデュースするE&M Labsのリーダーです。Siege Toysのキーコンセプトは「物理」だそう。

自分で組み立てられるキュートなSiege Toysは、美しい物理の法則を楽しむことができます。

ウッズさんによると、高品質なSiege Toysは、物理法則を利用したオモチャであり、Siege Toysの動きはまさに物理法則の美しさを体現しているとのこと。

Siege Toysの開発チームのメンバーは、みなSiege Toysが大好き。

この男性はより多くの人にSiege Toysを楽しんで欲しいと話します。

Siege Toysの「Catapult」を実演してみせます。こんな風に「投石装置」を押し下げて……

セット。あとはトリガーを引っ張るだけ。

老若男女を問わずどんな人も楽しむことができるとのこと。

こちらはSiege Toysの「Ballista」。クロスボウのようにして使います。

キュートなデザインのSiege Toysは、反りにくいカバ合板を使用。

物理法則に基づく正確な設計と……

炭酸ガスレーザーで切り取られた各パーツは非常に高精度。

各パーツが正確に切り出されるおかげで、Siege Toysは高い品質を保ち楽しく遊ぶことが可能です。

Siege Toysは誰かにプレゼントしたり、会社で「戦争ごっこ」を楽しんだり、ルームメートをからかったりするのにぴったりだそうです。

簡単に組み立てることができるSiege Toysは、現在、Kickstarterにて出資を募集中。プロジェクトリーダーのマイケル・ウッズさんは、目標金額を1万3700ドル(約140万円)に設定したところ、すでに5万ドル(約510万円)の出資を集めることに成功しています。

ウッズさんのチームは、以前にもKickstarterでミニチュア攻城兵器のプロジェクトを2回成功しており、これが3回目の出資募集とのこと。今回のプロジェクトは、以前のようにおもりを使う仕組みではなく、ゴムの回復力を利用して玉を発射するタイプで2種類のおもちゃが用意されています。

これが「Catapult」と名付けられたタイプ。

Catapultは、古代ギリシアで開発された攻城兵器がモチーフとなっています。

Catapultのパーツはこれだけ。非常にシンプルな作りで組み立てるのも簡単です。

こちらは「Ballista」と名付けられたタイプ。中世の攻城兵器がモデルです。

Ballistaも少ないパーツで組み立てることが可能です。

パーツは、カバ合板をメイン部材に、ゴム製のボール・ロープと回転部に鉄が使われています。

カバ合板は丁寧にヤスリがけされており、ニスによって表面がきれいに処理されており品質は抜群。

Siege Toysプロジェクトでは、40ドル(約4080円)の出資でCatapult・Ballistaのキットのどちらか1台をゲットでき、75ドル(約7700円)の出資でCatapult・Ballistaがセットになった「Battle Pack」がゲットできます。

こちらの写真がBattle Pack。