動画

背面に自己修復素材を採用した「LG G Flex」をナイフやカギで傷つけてみたらどうなるのか?


韓国で2013年11月12日から販売されているスマートフォン「LG G Flex」は、曲面有機ELディスプレイを搭載しており、ある程度曲がっても壊れない耐久性を実現、また、背面にはかすり傷程度であれば自然に消える自己修正コーティングを採用しています。LGが公開しているLG G Flexのプロモーションムービーでは、実際に傷のついた背面パネルが自己修正する様子や、おもりを載せて曲がってしまっても壊れないことが映っていますが、この内容に疑問を抱いたMarques Brownleeさんが、ナイフやカギでLG G Flexの背面パネルを傷つけてみたり、思いっきり曲げてみるなどしても本当に大丈夫なのか実験しています。

LG G Flexのプロモーションムービーは下記から確認可能です。

LG G Flex - Self Healing and Durability - YouTube


LG G Flexはこんな感じで、本体の上下がカーブしているデザイン。


27.4度の室内で、一般的なスマートフォンとLG G Flexの背面を重さ500グラムの銅製のブラシでこすってみます。


少しこすったところ、左の一般的なスマートフォンの背面にはクッキリ傷がついていますが、右側のLG G Flexはうっすらとついているくらい。


しばらくこすって放置すると、LG G Flexについていた傷がだんだん薄くなっていきます。


2分後には、傷はほとんど消えてしまいました。


次は、耐久性を試す実験。


まずは、8キログラムのおもりを載せて……


次に16キログラムのおもりを載せるとLG G Flexはペッタンコになりました。


とどめに32キログラムのおもりを載せます。


おもりを取ってから電源を入れてみると、LG G Flexは全く壊れていませんでした。


上記のプロモーションムービーに納得がいかなかったというMarques Brownleeさんは、実際にナイフやカギを使ってLG G Flexを傷つけたりして実験。Marques Brownleeさんが実験している様子は以下のムービーから確認できます。

LG G Flex Self Healing Demo!


まずは、LG G Flexをポケットやかばんに入れたときを想定してカギで背面パネルをひっかいてみます。


数秒間ひっかくと……


背面パネルにうっすらと傷がつきました。


数分後に確かめると、傷は完全にまでとは言えませんが、ほとんど消えています。


今度はナイフで傷をつけてみます。


横方向にナイフを引くと……


背面パネルにクッキリと傷が入ってしまいました。


数時間後、背面パネルの傷はほとんどなくなりました。


次はLG G Flexを実際に曲げてみて、耐久性を測る実験。


LG G Flexの上から手を載せて……


体重をかけるとLG G Flexは完全に平らになりました。


今度はLG G Flexを裏返して本体の反り返っている部分を曲げてみます。


グイッと押すと、LG G Flexは平らになりますが……


手を離すと、元通り。


最後にディスプレイを確認すると、破損などしておらず問題なく動作しています。


実験後、Marques Brownleeさんは「これほど素晴らしいスマートフォンは今まで手にしたことない」とLG G Flexを称賛しています。


なお、LG G Flexの日本での発売は2013年11月21日現在未定となっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
背面に電源・音量調節ボタンを配置してシンプルなデザインのLG「G2」フォトレビュー - GIGAZINE

自由にパーツを組み合わせ好みのスマホにカスタマイズ可能なMotorola発「Project Ara」の問題点とは? - GIGAZINE

ガラケー風デザインのAndroid搭載スマホ「W2014」、価格はなんと16万円 - GIGAZINE

背面カバー交換可能な防水コンパクトフルHD IGZO搭載スマホ「AQUOS PHONE EX」速攻フォトレビュー - GIGAZINE

自分好みのスマホをデザインできる「Moto Maker」を使ってみました - GIGAZINE

in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.