夢を記録して分析することもできる高機能アラームアプリ「SHADOW」

フロイトやユングによる夢分析の理論が示すように、寝ている間に見る夢には人間の深層心理が現れるといわれています。夢からさまざまな発見や発明が生まれたこともよく知られていますが、多くの場合、夢は起きてすぐに忘れられてしまうものです。そんな夢の持つ力を活かすために開発されたのがスマートフォン用高機能アラームアプリのSHADOWです。

SHADOW | Community of Dreamers by hunter lee soik — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/hunterleesoik/shadow-community-of-dreamers

SHADOWの特徴や機能は以下のムービーを見れば分かるようになっています。


人間は、睡眠中に見た夢の95％をすぐに忘れてしまっています。

しかし、人類の発展の多くは、夢の中でのアイディアから生まれたものも多いのです。

火星に探査機を送り込んだり……

昔ならスーパーコンピューター級の性能が、いまでは手のひらサイズのマイクロチップに埋め込まれているように、人類は発展を遂げてきました。

「そのような夢を記録して役立てようとするアプリが『SHADOW』です」と語る開発者のHunter Lee Soikさん。

夢を効率的に思い出して記録できるように、まずはステップアップ式のアラームで人を睡眠から起床(覚醒)の状態へとゆっくり移行させます。

次に、アプリが夢を思い出して記録するように、というメッセージを表示します。記録は文字と音声の両方が可能です。

オーディオやネットからのテキストを貼り付けることも可能です。

ユーザーが許可した場合、データはクラウドに送信されます。集まったビッグデータを解析することで、夢の研究に活用する計画もあるそうです。

アプリはiOS版、Android版、Windows Phone版を開発予定。出資が希望額に達した時点で申し込みが多かったものから順次開発を進めていくとのこと。限られた開発リソースを有効的に活用するためだそうです。

また、SHADOWのウェブサイトでもコンセプトムービーを見ることができます。

SHADOW | Community of Dreamers
http://discovershadow.com/

寝ている間に見た夢は、起きてすぐにその95％が忘れ去られてしまいます。

SHADOWは、そんな夢を記録して忘れないようにしてくれるイノベーティブなアラーム時計です。

ステップアップ式のアラームで、睡眠から起床の状態へスムーズに遷移することができるようになります。

テキストや音声、またはアプリの質問に答えて夢の内容を記録することも可能。

徐々に、パターンが現れてきます。長く使い続けるほど、より正確で実態のあるものが見えてきます。

コミュニティの中で、メンバーが見た夢の内容に触れることも可能です。

オノ・ヨーコ作、ジョン・レノンによって広められた言葉「ひとりで見る夢はただの夢だけど、一緒に見る夢は現実になる」という言葉でムービーは締めくくられました。

hunterさんが「Smarter Smart Alarm」と呼ぶこのアプリは、現在クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。出資額8ドル(約790円)の「Friends Circle」から100ドル(約9800円)の「Platinum Circle」までの5段階に分かれており、出資額が大きくなるほど夢に関する書籍やスマホカバー、特製3Dモデルなどの特典がプラスされていきます。また、ダウンロード開始時期も出資額に応じて2013年12月から2014年4月にまで変化していきます。

出資の締め切りは、日本時間の11月3日(日)正午0時11分までとなっています。

SHADOW | Community of Dreamers by hunter lee soik — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/hunterleesoik/shadow-community-of-dreamers