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PS4に関する読んでおくべき17個のFAQ


いよいよ2週間後の11月15日に北米から発売されるPS4ですが、PS3からあまりにも変更された点が多すぎるため、ソニーが公表したFAQは191個にも及ぶというカオス状態になっています。そこで、これらの大量のFAQの中から、特に読んでおくべきFAQ17個がArs Technicaによって厳選されています。

17 things we learned from Sony’s massive PS4 FAQ | Ars Technica
http://arstechnica.com/gaming/2013/10/17-things-we-learned-from-sonys-massive-ps4-faq/

◆良いところ

01.2つのPS4システムに同時ログインOK
PSNアカウントによってシステムに「primary(優先権)」を設定しておけば、ログアウトすることなしに他のシステムにログインすることができます。このおかげで、クラウドに保存された同じゲームを他のシステムでもプレイでき、同じデータにアクセスすることが可能です。

02.音声コマンドの採用
PS4ではシステムレベルで音声コマンドが採用されており、PlayStation Camera(PSカメラ)で顔データを事前にPS4本体に登録すれば、ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)の代わりにカメラの顔認識機能を使ってアカウントにログイン可能。また、PS4のホーム画面 などではDUALSHOCK 4に接続したモノラルヘッドセットのマイク、もしくはPSカメラに向かって声で指示を出すことで、音声を使ってゲームを開始したりスクリーンショットを撮ったり電源を切ったりできます。


03.縦置きでも横置きでもOK
PS4は立てて使っても寝かせてつかってもOK、好みのスタイルで設置することができます。Xboxでは縦置き使用が"自己責任"とアナウンスされているのとは対照的です。


04.TVを変えても設定不要
PS4は、出力情報の設定を把持してくれるのでテレビを選ばず使うことが可能です。新しいテレビを購入しても、特にセッティングすることなくPS4を楽しめます。

05.PS4はアダプタ内蔵
PS4の内部電源を使用しているためかさばるACアダプターがありません。これはXboxに対するアドバンテージで、PS3から引き継いだ利点です。

◆悪いところ

06.外付けHDDの使用は不可
PS4ではゲームの使用に外付けハードディスクをサポートしません。本体にはUSB3.0が搭載されているのですが、ソニーによると「快適なゲームプレイを実現するにはゲームはキャッシュに入れられるべきで、USB経由ではデータストリーミングが円滑に行えない」ということを理由として外付けHDDの使用を不可としています。ただし、Xboxと違って、PS4では内蔵ハードディスクを交換できるためより大容量のハードディスクに変更することは可能です。


07.MP3の利用は不可
PS4ではMP3やCDの音楽を再生することはできません。またオーディオビジュアライザーも利用不可です。PS4で音楽を楽しみたい場合は、月額10ドル(日本では980円)の有料配信サービス「Music Unlimited」に加入しなければなりません。


08.DLNA使用不可
PS4は、PS3では使えたDLNAクライアント機能に対応していません。PS3がメディアプレイヤーとして秀逸だっただけに非常に残念です。

09.DVD・BDの再生にアクチベーションが必要
PS4でDVDやBDの映像コンテンツを再生する前に、一度だけオンライン経由のアクチべーション(認証)が必要です。購入したらさっそくBDで映画を楽しみたい!という人には、このワンステップは手間な作業です。ちなみに13年前に発売されたPS2は購入後、即DVDの再生が可能でした。

10.DUALSHOCK 3は利用不可
PS3でおなじみのワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 3」がPS4では使えません。なぜ旧型のコントローラーを排除する必要があるのか理解できないとArs Technicaはコメント。

11.音声を追加できない
PS4ではゲームをプレイするムービー(ゲームプレイクリップ)をFacebookやPSNでシェアできるのに、ムービーに音声を追加することはできません。Xbox Oneはシステムアップデートでこの機能を追加したので、PS4でもアップデート対応に期待です。

12.ゲームプレイクリップを直接PCに出力不可
ゲームプレイクリップをダイレクトにPCにコピー・移動させることはできません。将来アップデートでの対応が予想されますが、発売当初は対応しておらず、YouTubeにムービーをアップしたい人には不便です。

◆醜悪・劣悪なところ

13.もはやDVDでのゲームタイトルは出ない
ソニーは「パッケージソフトはBDで発売されます。PS4ゲームの大容量に対応したディスクとしてBDがメディアとして最も優れています」と発表しており、これはもはやゲームソフトがDVDメディアでリリースされないことを示唆しています。古き良きDVDタイトルのゲームがプレイできないことはとても残念です。

By Roman Soto

14.オンラインアップデートが危険
PS4では、電源ボタンを7秒間押して移行させる「セーフモード」からのファームウェアアップデートをサポートしています。さらにソニーはファームウェアをPlayStation.comからダウンロードしてアップロードするように推奨しています。しかし、このセーフモードはハッカーにとって願ってもない状態です。なお、オンラインアップデートだけでなく、ソニーは推奨していませんが、あらかじめUSBメモリにファームウェアをダウンロードしておいてからアップデートすることも可能です。

15.同時接続できるコントローラーがたったの4台
PS3が7台のコントローラーによる同時接続が可能であったことからすれば、PS4での最大同時接続数が4台というのは技術的な劣化であり改悪と言えます。

16.リモートプレイのモバイル利用が可能か不明
PS4もPS VITAを使った遠隔操作機能であるリモートプレイ機能をサポートしています。ソニーはVITAによるリモートプレイに関して「強力かつ安定したWi-Fi接続とブロードバンド回線での利用が必要」と警告しています。また、「PS4とVITAが同じローカルネットワークにあること」を強く推奨しています。もしもリモートプレイが外で使えないならば、これは、ソニーがYouTubeで公開しているプレイスタイルと大きく異なっています。

A Day With PlayStation Trailer ( PS4 / PS3 / PS Vita / Vita TV ) - YouTube


17.USB/Bluetoothマウスをサポートせず
PS4は、システムサポートレベルでは、USB・Bluetooth接続のマウスをサポートしていません。もっともUSB・Bluetooth接続のキーボードは利用できます。

Ars Technicaが挙げる必読すべきFAQは以上の通りですが、残りの174個のFAQに、自分に必要な情報が隠されているかもしれません。幸か不幸か、日本でのPS4の販売開始は2014年2月22日なので、FAQを完全読破する時間はたっぷりあるようです。

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in メモ,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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