歴代のiPadと比べてみると意外と多いiPad Airのデザイン変更点
これまでiPad 2やiPad Retinaディスプレイモデル、iPad Airなどのフォトレビューを掲載してきましたが、実はフォトレビューを行っていないモデルも含めてこれまで発売されてきたiPad全5モデルがGIGAZINEの保管庫にて眠っているので全て並べてどのようにiPadが変化してきたのか見てみました。
◆背面
左から初代iPad、iPad2、新しいiPad(第3世代iPad)、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad Air。
iPad2、新しいiPad、iPad Retinaディスプレイモデルの背面はほとんど同じデザインで、初代iPadの背面は他のものと違い背面は滑らかにカーブ。iPad Airは1番曲面が少なく、平面のようなデザインになっています。
◆厚み
下から初代iPad(13.4mm)、iPad2(8.8mm)、新しいiPad(9.4mm)、iPad Retinaディスプレイモデル(9.4mm)、iPad Air(7.5mm)を重ねてみるとこんな感じで、iPad Airは圧倒的に薄いです。なお、2番目に薄い端末はiPad2でした。
初代iPadとiPad Airの厚みを比較してみるとこんな感じ。初代はiPad Air約2枚分程の厚みがあります。
◆ロゴ
初代iPadからiPad Retinaディスプレイモデルまでの4モデルは背面のAppleロゴが黒だったのですが……
iPad Airのシルバーモデルはシルバーのリンゴに変化していました。
◆スピーカー
下から初代iPad、iPad2、新しいiPad、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad Airのスピーカーを並べてみるとこんな感じで、初代iPadは端末が厚かったので側面部分に小さく配置、iPad Airは曲面が少ないのでスピーカーを2カ所に分けて配置しています。
◆ハードキー
これまで黒色の樹脂系素材が使われてきたiPadのハードキーですが、iPad Airからは筐体と同じアルミ製のボタンに変更。
◆ポート
初代iPad(最下段)、iPad2(下から2段目)、新しいiPad(下から3段目)は30ピンのドック端子でしたが、iPad Air(最上段)とiPad Retinaディスプレイモデル(上から2段目)ではLightningコネクタに変更されています。
◆ディスプレイ解像度
初代iPad
解像度は1024×768ドット。
iPad2
解像度は1024×768ドット。
新しいiPad
解像度が2048×1536ドット。
iPad Retinaディスプレイモデル
解像度が2048×1536ドット。
iPad Air
解像度が2048×1536ドット。
新しいiPad、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad AirではRetinaディスプレイが採用され、より高精細なディスプレイに進化しています。
◆ベゼル
iPad RetinaディスプレイモデルとiPad Airを重ねてみると、いかにiPad Airの横幅がコンパクトになったか分かります。
従来比でベゼルは43%も狭くなっているとのことです。
◆重量
初代iPad
iPad2
新しいiPad
iPad Retinaディスプレイモデル
iPad Air
600グラムと700グラムの間をふらふらとしていたiPadの重量は、iPad Airから一気に軽量化されています。
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