世界初の20インチ4Kパネル搭載Panasonic「タフパッド4K UT-MB5」

今回のCEATECでは、例年にもまして4Kディスプレイが多く展示されていますが、パナソニックからは20インチの4Kディスプレイを搭載したWindows 8.1タブレットPCが展示されており、4Kディスプレイならではの利用方法が紹介されています。
多くの人を集めるPanasonicのブース

展示されていたのはコレ、20インチ4KのIPSα液晶パネル搭載の「タフパッド 4K UT-MB5」です。

3840×2560ドットの高解像度20型インチ4Kパネルを装備し、Windows 8.1 Pro 64bitをOSに採用しています。CPUはインテル社製のCore i5 3437U vPro 1.9GHzを搭載し、GPUにはNVIDIA社製のGeForce 745Mを採用しています。

手に持ってみるとこんな感じ。「抱える」という表現がピッタリくるサイズです。サイズは475×334ミリで、A3サイズの用紙をほぼ同寸で表示可能です。また、厚さは12.5ミリと20インチタブレットの中では最薄とのこと。重量は約2.35kgで、こちらもクラス最軽量をアピールしています。

背面にはソフトビニールのような柔らかい素材が用いられており、滑りにくさと耐久性が考慮されています。

背面に設けられた手前の四角いくぼみは、本体をホールドするための切り欠きのようです。

ディスプレイ下部にはWindowsボタンを装備。

逆サイドにはインサイドカメラが装備されています。720p/30fpsと、ビデオ通話には十分なスペック。

ボディサイドには、電源用コネクタ、USB3.0やSDカードスロットが設けられており……

同じサイドに電源ボタン、音量調整スイッチ、ディスプレイ回転固定ボタンやイヤフォンジャックが配置されています。

排気用のスリットが本体上下にあけられています。


各種パイロットランプはこのように配置。

4K液晶搭載の20インチディスプレイということで、新たな利用方法が提案されています。下記のムービーは、高画質を利用して絵画を表示させたもの。実際に目で見ると、油絵の具の質感がリアルです。
CEATEC JAPAN 2013 Panasonicブース 20インチ4K液晶パネル搭載「TOUGH PAD」 - YouTube

このように額縁をつけると、アトリエなどでの利用も可能です。なお、この額縁は取り扱い予定無しとのこと。

また、インサイドカメラで撮影した顔の画像をもとに、メイクアップのシミュレーションをおこなったり……


医療用ワークステーションへの活用も提案されています。

このようにさまざまな使い方が可能なタフパッド 4Kですが、発売時期は2013年12月ごろを予定しています。
タフパッド 4K UT-MB5 | パソコン(法人向け)| Panasonic
http://panasonic.biz/pc/prod/pad/mb5/

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