メモ

Twitterがユーザーのブラウジング履歴などに基づいた広告を開始

by Nick Olejniczak

広告の種類がユーザーの好みにあったものに限定され、より使いやすいサービスになるということで、Twitterが新たにユーザーのウェブブラウジングの履歴をベースにした広告の掲載を始めることを発表しました。

Experimenting with new ways to tailor ads | Twitter Blog
https://blog.twitter.com/2013/experimenting-with-new-ways-to-tailor-ads


Twitter公式ブログによると、「例えば花屋がバレンタインデーに特別な花をTwitter上で宣伝したい時、彼らはウェブサイトを訪れたりニュースレターを読んでいるような花好きの人に対して広告したいと望むでしょう。そのようなサービスを可能にするため、お店は解読不可能に処理したメールアドレスやブラウザに関係した情報(ブラウザのCookie IDなど)をTwitterと共有する可能性があります。そして我々はバレンタインに広告を表示させるため、それらの情報とアカウントを一致させます。これは多くの会社が実践している方法であり、広告主にはユーザーのいかなる情報も提供されません」とのこと。この時、ユーザーにはプライバシーオプションが付与され、アカウントの設定に出てくる「広告コンテンツ」の横のチェックを外すことで、自分のアカウント情報とTwitterと広告主が共有する情報とを一致させないようにすることも可能です。

by colorblindPICASO

TwitterはDo Not Track(DNT)ヘッダに対応しており、ユーザーがブラウザの設定でDNTを有効にしていれば、広告主からユーザーのブラウザに関係した情報を受け取らないとしていますが、裏を返せば、DNTヘッダを有効にしない限りブラウジングの履歴が広告に使われるというようにも読み取れます。

なお、Twitterはこれまでインターネットの利用追跡が行われていなかったのですが、2012年にプライバシーポリシーを変更し、オススメユーザーがウェブサイト閲覧履歴に基づいてカスタマイズされることも発表されました。一方、Facebookではすでにユーザーのインターネットにおける利用追跡が行われており、それに対しプライバシーを侵害されたとして150億ドル(約1.5兆円)の賠償を求められるということも起こっています。

by Alan

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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