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室内戦闘に強い新型のマシンピストル「SIG MPX」実銃詳細フォトレビュー


コンパクトサイズのボディに高いカスタマイズ性を備えた新型のマシンピストルが「SIG MPX」シリーズです。同モデルは簡単な作業でバレルなどを交換できる他、1つの銃で9x19mmパラベラム弾.357SIG弾.40S&W弾の3種類の異なるサイズの弾丸を使用することが可能です。今回は2013 ショットショーにその実銃が展示されていたので、詳細を写真に納めてきました。

SIG MPX
http://www.sigsauer.com/CatalogProductDetails/sig-mpx.aspx


ブースの外観はこんな感じ。


新製品コーナーを設けて映像を上映しながら「SIG MPX」を大々的にPR。


ブース内にあったディスプレイで上映されていたものと同じ映像がYouTubeにも公開されています。

SIG MPX... THE NEXT GENERATION OF SUBMACHINE GUN IS HERE - YouTube


発表されていた「SIG MPX」は全部で5モデル。全てに共通する特徴は命中精度に優れるクローズドボルト方式と強度に優れるロータリーボルト式を採用している点で、ピストル弾を使用するマシンガンでありながら軍用ライフルに近い構造を有しているとのこと。また、銃身などを用途に合わせて現場で簡単に交換できる点も特徴としてアナウンスされています。


SIG MPX

6.5インチバレルを取り付けた標準モデル「SIG MPX」の外観。


前方から見るとこうなっています。


マガジンリリースボタンやセーフティーレバーはM4などのライフルとよく似た形状と配置。


汎用のアクセサリーマウントであるピカティニー・レールを搭載。


ザラザラとした紙やすりのような手触りのグリップ。


照準器はアイアンサイト


ボタンを押すだけでストック(銃床)の長さを変えることができます。


SIG MPX PISTOL

ストック(銃床)を取り除いてサイト類を変更してある6.5インチバレルの「SIG MPX-P」。


前から見るとこんな感じ。


アイアンサイトを畳んでダットサイトを使用するようになっています。


SIG MPX K

4.5インチバレルを搭載したショートモデルの「SIG MPX-K」。


MPXシリーズの中では最もコンパクトなモデルです。


片手持ちも可能。


バーティカルグリップはこんな感じ。


ダットサイト。


SIG MPX-SD

サプレッサー(消音器)を備えた6.5インチバレルの「SIG MPX-SD」。


展示モデルではグリップが他の銃と異なっていますが、カタログ写真では他と同じモノになっていました。どうやら展示モデルは細かいパーツが一部完成品と異なっているようです。


照準器はこんな感じ。


かなり大きめのサプレッサーが付いています。


ストック(銃床)の裏側。


展示モデルの中にはフォールディングストックを取り付けたものもありました。


SIG MPX-C

6.5インチバレルの先端に弾丸を発射した際の反動を軽減するためのマズルブレーキを備えた「SIG MPX-C」。


M4などのライフルに割と近い感覚で持つことができます。


実際に構えてみるとこんな感じ。


というわけで、ライフル弾より貫通力の低い弾丸の使用が好まれる室内戦に使用するコンパクトモデルとしてH&K MP5などのライバルとして活躍が期待できそうです。

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in レビュー,   取材,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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