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Android搭載の「IPHONE」がブラジルで発売されることに


ブラジル企業のIGBは子会社であるGradientからAndroid搭載の「IPHONE」を発売するというニュースリリースを発表しました。なお、「IPHONE」という名前ではありますが、このスマートフォンはAppleとは無関係です。

Smartphone Gradiente Neo One GC 500 SF, Dual Chip, Android 2.3.4, 3G, - Gradiente
http://www.gradiente.com.br/prod/vit_c/23/11/smartphone-linha-g-gradiente-iphone-modelo-neo-one-gc-500-sf-dual-chip-android-23-3g-wi-fi-camera-5mp-cartao-2gb-grafite.aspx#

Gradientはブラジルにおいて「G Gradiente IPHONE」という名称の専用使用権を持っており、携帯電話を販売する際にこのブランド名を使用するとのこと。なお、この企業はAppleがiPhoneを発売する以前の2000年にこの名称の商標登録を行っていました。


なぜ取得した2000年からこれまでの間この名称を使わなかったかは不明ですが、AppleがiPhoneを展開し大成功を収めた後にこの名称を使用しているところを見ると、iPhoneの知名度を利用しようとしているのは確かのようです。

この端末はAndroid2.3.4を搭載し、3.7インチのスクリーン、3G回線、2つのSIMスロットを有しています。


さらに前後にカメラを搭載しています。価格は599レアル(約2万4000円)。Macworld Brasilによると、これはブラジルでのAppleのiPhoneの価格と比較して約4分の1ほどの価格とのこと。


横から見るとこんな感じ。


白バージョンもあります。


Appleと言えば中国企業のProviewとの間にiPadのトレードマークをめぐる商標権紛争などがありましたが、Gradientとの間にも同じような紛争が生じるのか今後に注目です。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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