GoogleがAndroidアプリの70万本到達を発表、Appleに遅れること約1年

By Domenic K.

Googleは、Android向けのアプリの本数が約70万本に到達したことを発表しました。すでにAppleはApp Storeで配信しているアプリが70万本を越えていることを発表しています。

Google Says 700,000 Applications Available for Android - Businessweek
http://www.businessweek.com/news/2012-10-29/google-says-700-000-applications-available-for-android-devices

Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps

Businessweekは、Google Play Storeに登録されているアプリの数が70万になったというGoogleの話を伝えています。AppleはApp Storeに登録されているアプリの数が70万を越えたと2012年9月12日に発表しており、両者の熾烈な争いが続いています。

Google PlayはAndroid向けにアプリや書籍、映画などを配信するサービスで、アプリはその中の「Google Play Store」で配信されています。サービスはAndroidマーケットの名称で2008年10月にスタートし、開始2年後の2010年10月にアプリ総数が10万に到達。そこから2年で70万本に到達しました。ちなみこれはGoogle発表の数字で、AndroLibでは60万本まではもっと早く到達しているものの、そこから伸びは急激に鈍化していると推計しています。

一方、App Storeは2008年7月にスタート。2009年11月にアプリ総数10万本、2010年10月には30万本以上とGoogle Playに差をつけています。

また、ダウンロード数でみると、App Storeは2012年3月5日に250億ダウンロードを達成。

Apple - Press Info - Apple’s App Store Downloads Top 25 Billion
http://www.apple.com/pr/library/2012/03/05Apples-App-Store-Downloads-Top-25-Billion.html

Google Playは2012年9月26日に250億ダウンロードを達成しています。

Google Play hits 25 billion downloads | Official Android Blog
http://officialandroid.blogspot.jp/2012/09/google-play-hits-25-billion-downloads.html

サービス開始時期の差もあって、ギャップがなかなか詰まらないままに現状に至っているものの、大きく引き離されることはなく、両者がしのぎを削る関係となっています。

ちなみに、スマートフォンアプリ市場は2191億ドル(約17兆円)ともいわれており、MicrosoftがWindowsを投入して支配しているOS市場と同規模。iPad miniとNexus 7のようにタブレットでも激しい戦いが繰り広げられているのもうなずけます。