動画

紙で作った二足歩行するロボット「PR-V」


動力部以外をすべて紙で作った動くメカ「MPM(Mechanical Paper Model)」の組み立ての一部始終がYouTubeにアップされています。フレームはもちろんのこと、歯車、ラチェット、カム、リンク、クラッチ、脱進式調速機に至るまで全てが金属ではなく紙、ハサミ、接着剤といった道具のみで作られているのですが、完成後は「ほぼ紙製である」ということをまったく意識させない滑らかな動きを見せます。

MPM
http://www.geocities.jp/kikousya290821/movieg.htm

ムービーは以下から。

Walking paper - YouTube


用意するのは金属でも電子部品でもなく、紙と定規、木工用接着剤、ハサミなど。


まず、紙を線に沿って切っていきます


ばらばらの破片に。


切り取ったパーツは線に沿って折っていき……


漢字の「四」のような形に組み合わせました


同様に、こちらも直方体に


テープのように長い紙をくるくると竹ひごに巻き付けていきます


直方体に開いた穴に、ロールした紙を差し込みます。


真ん中に置いて……


竹ひごをぶすっと通します


同じようにして、細長い直方体パーツを4つ作って……


立体的な箱形に組み合わせました。


続いては円が描いてある紙を……


それぞれカット


真ん中に穴を開けます


それぞれの表面に接着剤をつけてゆき……


重ねて1つにしていきます


これを……


丸くカット


さらにギザギザに沿ってカッターで切ってゆき……


立体的な歯車が完成しました


同様の方法で小さいサイズの歯車も作っていきます


どんどんパーツを作っていきます。真ん中をくりぬき……


テープ状にカット


こちらも重ねて厚みを出します。


これまでに完成したパーツを集めるとこんな感じに


歯車をセッティングしていきます


真ん中に長方形の開いた紙も……


重ねて一つに


まだまだ作っていきます


できあがったものを先ほど作ったパーツに積み上げます。これはロボットのボディ部分になります。


だんだん構造が複雑になってきました


さらに続いて足の部分を作っていきます。


本体に組み立てた足をくっつけていきます


動力部分だけは紙ではなく、はひも状のゴムと……


竹ひごの回転軸でできています。


続いて、腕を作っていきます。まず、灰色の型紙でハンドを作り……


アームも作成


組み合わせるとこんな感じです


本体に腕を取り付けて……


完成。


横を向くとこんな感じ。


後ろ姿


もちろん実際に自分で歩くこともできます

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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