動きを検知し録画・メール通知など可能でリモートアクセスもできるフリーソフト「ContaCam」
Webカメラをネットワークカメラとして使うことができ、外出中の家の中を監視したり、外出先からリモートでペットの様子を確認したりすることができるフリーソフトが「ContaCam」です。24時間フル稼働の録画、動きを検知してメール通知・プログラムの実行、複数台のカメラを使った監視などができ、Window 95から8まで起動可能となっています。
ダウンロード、インストール、操作方法については以下から。
ContaCam
https://www.contaware.com/contacam.html
上記サイトの「Download」をクリック。
ダウンロードした「ContaCam-4.0.5-Setup.exe」を実行。
「I Agree」をクリック
「Next」をクリック
「Install」をクリック
「Finish」をクリック
操作画面が表示されます。
映し出すカメラを設定するために、メニューバーにある「Capture」から映し出すカメラを選択。
設定画面が表示されるので、ここでは特に設定せずに「OK」をクリック。
カメラの映像が表示されました。
ここでは平日の仕事中(9:00~20:00)にカメラを使って家の中を監視する設定をしてみます。カメラの映像が表示されている画面下の左から2番目のアイコンをクリック。
設定画面が表示されます。まず「General」タブで、動くものを検知したときの音声を保存するため「Audio」項目にチェックを入れます。このタブでは他にも、フレームレート・動画のクオリティ・録画のスケジュール・保存先のフォルダーなどを設定することが可能です。
「Snapshot」タブでは、スナップショットを撮ったあとにFTPに転送する設定やスナップショットを撮るスケジュールの設定ができます。
「Movement Detection」タブで、保存するファイル形式をAVIにするので「Save AVI」にチェックを入れ、監視する時間を設定するため「Enable Detection(if not checked always enabled)」にチェックを入れ、監視する時間を入力して、休日からチェックを外します。ここでは、動きを検知した後にメールサーバーがあればメール通知の設定もでき、コマンド実行の設定なども可能。
「Network」タブで、UDPポートを使って他の端末からでもカメラの映像が見られるように、左上の項目にチェックを入れて、セキュリティを強化するのであればユーザー名とパスワードを入力します。設定が完了したら右上の「×」をクリック。
監視を開始する場合は、カメラの映像が表示されている画面下にある右から2番目のアイコンをクリック。
実際に人を検知して映像を保存した動画は以下のムービーで確認できます。
「ContaCam」で実際に動いたものを検知して保存した動画 - YouTube
会社や家の中の離れた場所からリモートアクセスする場合は、メニューバーにある「Capture」から「Network」をクリック。
カメラを付けているPCのグローバルIPアドレスかプライベートIPアドレスを入力して「OK」をクリック。
接続を少し待てば……
離れた場所からでも問題なくアクセスが可能。
複数台接続してこのように監視することもできます。
また、手動でスナップショットを撮る場合は、カメラの映像が表示されている画面下にある左から3番目のアイコンをクリック。手動で映像を録画する場合は、左から4番目のアイコンをクリックすればOKです。
複数台のウェブカメラをネットワーク対応の監視カメラとして使いたいと考えているのであれば、「ContaCam」を一度試してみるといいかもしれません。
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