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レコードのように自分で回すと音楽が再生できる結婚式の招待状


予想外のメッセージカードをもらうと驚くとともにうれしくもなるものですが、結婚式の招待状にオリジナルソングのレコードを付けてしまおう、というアイデアが「Paper Record Player」です。カードを開くとメロディが流れるといったよくあるタイプではなく、実際にソノシートを利用し、招待客が自分の手で付属のレコードを回すことで音楽が再生されるようになっています。

Paper Record Player on Vimeo


招待状の表紙はこんな感じ。


ペラッとめくると大きく「INVITATION(招待状)」の文字。この状態ではまだ音楽は流れません。


さらにめくるとちょっと小さめの紙が綴じてあります。


これを……


真ん中の線に沿って半分に折ります。


こんな感じに。


それを山型に立てれば……


準備はOK。


付属のレコードを指でくるくる回すと音楽が鳴り出します。


一体どうなっているのか?という仕組みについては細部の写真とともに以下から見ることができます。

A Paper Record Player : Kelli Anderson
http://kellianderson.com/blog/2011/04/a-paper-record-player/

これは、紙の先端に針がついていて、それがあらかじめ音楽を録音されているシート部分をなぞることで音楽が再生されるという仕組み。


針がついている紙には「線に沿って折って」と書いてあります。


透明なレコードには夫婦の線画が描いてあり、くるくる回すと下の紙に描いてあるイラストと合わさってレコード上に新婚生活が浮かび上がります。


もらった人が分かりやすいように、帯には再生の方法が。


このアイデア自体は1980年代に放映されたアメリカの「Watch Mr. Wizard」という子ども向け科学番組で紹介されていたものなのですが、カレンとマイク夫妻が式を挙げる際にそれを思い出し、結婚式の招待状で利用した、とのこと。


なお、レコードに録音されている音楽は夫婦によるオリジナルソングで、曲のフルバージョンをMP3でダウンロードして聴くこともできます。

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in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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