レビュー

14インチ画面の最軽量ウルトラブック「ThinkPad X1 Carbon」実機レビュー


「14インチ画面を搭載したウルトラブックとしては世界最軽量(2012年8月29日時点、レノボ調べ)」という「ThinkPad X1 Carbon 344425J(直販価格税込21万3150円)」。最薄部約8mmのボディに1600x900のTFT液晶やトラックポイント付きキーボードなどを備え、公称バッテリー駆動時間は約7時間48分という強力なモバイルマシンとなっているようなので、実機をレノボから借りてペタペタと触りながら使い勝手を調べてみることにしました。

以下のような段ボール箱に入って到着。


内容物は本体とAC電源。


実測の本体重量は1347グラム。デルの「XPS 14 Ultrabook(公称約2100グラム)、HPの「ENVY4-1020TU(公称約1770グラム)」などと比べると頭ひとつ抜きんでた軽さです。


AC電源のみの実測重量は約408グラム。


成人男性の手で持つとこれくらいの大きさ。


本体とAC電源を合わせた重量は約1756グラム。


小脇に抱えてラクラク持ち運べる大きさ。


天板はこんな感じ。


左側にはLenovoのロゴ。


ThinkPadのロゴは天板の右端にあります。


天板はマット仕上げで指紋などの汚れが目立ちづらくなっており、額の脂をぬぐったギトギトの指を押しつけても以下のようにほとんど跡が見えません。


電源端子は一見するとUSBっぽい四角い形状。


本体に挿すとこんな感じ。


充電中は天板の上にグリーンのランプが点灯します。


底面。手前側のスリットはステレオスピーカーで、実際に音楽を再生してみたところシャカシャカとした薄っぺらい音ではなくモバイルノートとしては音質、音量ともに満足のいくレベルでした。


左側面。


PC本体の電源を切った状態でも接続したスマートフォンなどの機器を充電できるPowered USBポートと無線LANのオン・オフスイッチを搭載。


右側面。


SDXC、MMC対応のカードスロット、マイク・ヘッドフォンコンボジャック、Mini DisplayProt、USB3.0ポートを備えています。


後ろ。


正面。


半開き。


パカッ。


横から見るとこうなっています。


720pのウェブカメラを備えているので「スカイプ」などのソフトウェアをインストールすればビデオ通話が可能。


ディスプレイはLEDバックライト付きの14型1600×900ドットのTFTノングレア液晶。


指紋センサーを備えています。


ボリュームコントロールボタンは以下の通り。


右上にあるシンプルな電源ボタン。


ThinkPadシリーズの伝統だった7列配置から6列配置になったキーボード。


キーボード上のホームポジションに指を置いたままマウスカーソルを操作できるトラックポイントを搭載。


ホームポジションを崩さず親指で左右クリックなどができる専用キーも付いています。


各キーはわずかにくぼみがあり、しっかりとした押し心地。キーピッチにも余裕があるので手が大きめの人でも快適に打鍵可能。


トラックパッドの表面はツルツルで面積も割と広めなので操作感は良好。


2段階で明るさを調整できるキーボードバックライトを備えており、ファンクションキーとスペースキーの同時押しで点灯可能。実際に暗い部屋でライトを使ってみた様子は以下のムービーで見られます。

「ThinkPad X1 Carbon」のキーボードバックライトを使ってみた - YouTube


Intel Core i7-3667U(2GHz)、メモリ4GB(増設不可)、SSD 256GB、Windows 7(64bit)を搭載。


総合ベンチマークソフト「Performance Test 7」を使用して計測したスコアは1505.8。以前の記事で計測した「Let's Note CF-SX1」のスコア1253.3よりは上で「ThinkPad X220 Tablet」のスコア1717.6よりはやや下、といった値。


というわけで、出先でも大きな画面を備えたノートPCで作業がしたいけど厚くて重いマシンはイヤだ、という人は要チェックの製品です。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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