デザイン

オルゴールでメロディを奏でる名刺「Ritornell’s business cards」


名刺と言えばその人の名前や電話番号が書いてあり、主に「視覚」から情報を得るのが一般的ですが、近頃では相手に印象づけるために質感にこだわったりと「触覚」を利用した個性的なものも増えています。しかし、そこから一歩踏み出して「音」までつけた名刺が「Ritornell's business cards」です。名前や連絡先はもちろん書いてありますが、オルゴールの譜面として音楽を再生できるという、ちょっと変わった名刺は以下から。

Richard Eigner
http://richard.ritornell.at/index.php?show=musicbox_cards&w=1

名刺はこんな感じ。これはRitornellというバンドの名刺で、Ritornellの曲のメロディが流れるというわけ。


三角や丸の穴があいており、これによってオルゴールがメロディを奏でます。


丸い穴はRITORNELLのつづりになっています。


譜面の下部にはサイトアドレス。


青いオルゴール本体も特別に作られたもので、RITORNELLの文字が入っています。


びよ~んと名刺を全部伸ばした様子。


この名刺はRichard Eignerという人の企画で作られましたが、Richard Eignerの名前を名刺に入れるとこんな感じ。ちゃんとメロディは再生されます。


譜面を小分けにすると名刺として相手に渡せるというわけです。


Ritornellの名刺からメロディが奏でられる様子は以下から。

Ritornell for Musicbox on Vimeo


側面についているレバーをぐるぐる回していきます。


これはRitornellの即興ライブで観衆にそれぞれのオルゴールを持ち寄ってもらい、演奏してもらったことがきっかけになっているそうです。個性的かつ仕事内容もアピールできるので、相手に印象を残すという役割はばっちり果たしています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
かなり気合いの入ったヴィクトリア様式オルゴール風ノートPC - GIGAZINE

3Dプリンタで出力したレコードを実際にプレーヤーで再生するムービー - GIGAZINE

誤食厳禁のリアリティ、取引先に強烈なインパクトを残す名刺ケース「食品サンプル飯(めいし)ケース」レビュー - GIGAZINE

プリント基板で作られたUSBストレージにもなる名刺 - GIGAZINE

Googleの検索結果っぽい名刺でアピールする方法 - GIGAZINE

in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.