レビュー

普通の水筒よりも80%軽量・省スペース・カバンに入れたまま飲むことも可能な「プラティパス」をチューチューしてみました


夏場には熱中症の予防のためにもこまめに水分を補給することが大切ですが「大きくてかさばる水筒やペットボトルを持ち歩くのはイヤだ」という人におすすめなのが、特殊なフィルムを使用した水筒(水袋)「プラティパス」です。袋状の本体に飲み物を入れて持ち運べるようにしたもので、一般的なプラスチック製の水筒より80パーセント軽量かつ強度も十分にあるということなので、実際に購入して隅々までチェックしてみることにしました。

今回購入したのは「plusボトル 1.0L」「プラティパス2」「ビッグジップ SL 2.0L」の3種類。


plusボトル 1.0L(税込1785円、Amazonでは1737円)

パッケージはこんな感じ。


中身が空の時はペッタンコで重量は約23グラム。サイズは縦25×横15センチです。


角や縁の部分はしっかりと幅を取って圧着されているので簡単に破れることはなさそう。


ボトルの右肩にはカラビナなどをひっかけられる穴が開いています。


飲み口には透明カバー付き。


中身を飲みたいときは飲み口の先端を引っ張ればOK。


さらに、飲み口は「クルクル」とひねると外せるので、そこから飲み物を入れられます。


実際に水を入れてみたところ。内容量は約1Lです。


中身を飲み終わった後は以下の様につぶしてコンパクトにできるので、一般的な水筒のように何も入っていないのに場所ばかりとってジャマ、ということにはなりません。


どれくらいの強度があるのか試すために、約70キロの男性が全体重をかけて乗ってみました。


はぜることはもとより、中身が漏れ出てくることもありません。


プラティパス2(税込1155円、Amazonでは1124円)
少しサイズの大きい2Lの「プラティパス2」のパッケージはこんな感じ。


使用前は以下の通りペタンコになり、重量も36グラムと軽量。


こちらも角や縁はかなりしっかりと圧着されています。


飲み口はこんな感じ。


フタを開けるとこうなっています。


水を入れたところは以下の通り。


こちらも上に70キロの男性が乗ってもビクともしません。


小さく丸めると以下のようにコンパクトになります。


ビッグジップ SL 2.0L(税込3570円、Amazonでは3473円)

パッケージは以下の通り。


水筒本体の他に、飲み口のあるチューブが付属。


水の入れ口はこうなっています。


青い留め具を外すと「ジップロック」の様な口が現れます。


「パカッ」と口が開くので……。


以下の様に水などを入れることができます。


なお、手を入れるのに十分な大きさで開口するので中身を「ゴシゴシ」と洗うことができて衛生的。


水を入れるとこんな感じ。


飲み口のチューブを接続する部分は以下の通り。


こんな感じのパーツを押し込むと……。


「パチン」とはまります。


口にくわえて使用する飲み口はこんな形。


普段はこのように閉じているので中身が出てくることはありません。


口に入れて「グッ」と噛むと……。


中身が「ピュー」っと出てきます


チューブにはクリップがついているので、服やバックパックに留めておくことが可能。


なお、中身が入った状態でチューブを外しても液体が漏れてくることはありません。


上に乗っても大丈夫。


ハンズフリーで使用したい場合はバックパックなどに本体を入れます。


チューブを出しておいて……。


それを口にくわえ、中身を吸えば移動中などでも素早く水分補給が可能。なお、2~3回中身を入れ替えた状態では独特のニオイが水についてしまいますが日にちが経てば気にならなくなるそうなので、ニオイに敏感な人は実際に使用する前に何度か中身を入れ替えて干すという作業をしておいたほうが良さそうです。


アウトドアに出かけて登山やトレイルランニング、サバイバルゲームなどを楽しむ際はもとより、夏場のワンフェスやコミックマーケットなど歩き回ることが多くなりがちなイベントに持って行くと便利です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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